ロッテ・廣池康志郎(撮影=岩下雄太)

 「去年のシーズンの結果に満足することなく、今年は開幕一軍のチャンスがあるかもしれないので、開幕一軍を狙って、1回もファームに落ちることなく過ごせたらなと思います」。

 開幕前にこのように意気込んでいたロッテ・廣池康志郎は、2月の練習試合から10試合・8回1/3を投げ、防御率1.08と結果を残し、自身初の開幕一軍を掴んだ。

 3月1日の韓国ロッテとの練習試合、2-4の9回一死二塁で右打者のキム・ミンソンを1ボール2ストライクから空振り三振に仕留めた148キロインコースのシュート、3月11日のオリックスとのオープン戦で、3-3の7回二死一塁で池田陵真に3ボール2ストライクから投じた6球目の空振り三振を奪ったインコース147キロシュートなど、練習試合から右打者のインコースに力強い球を投げ込んでいた。「右バッターのインコースは自分の中でも生命線になるボールなので、そこは結構意識して甘く行かないように心がけて投げています」。

 ストレートは「軸になるので、ストレートでファウルとか空振りも取れているので、自信を持って投げていきたいかなと思います」と自信を見せた。

 2月の都城春季キャンプで課題に挙げていた変化球については、「今年に入ってから去年より変化球の割合もだいぶ増えてきた。試合で投げていく中で、カウントであったり、決め球で使うことも多くなって、空振り三振も取れることが最近ちょっと多くなっている。感覚的には良いかなと思います」と手応えを掴んだ。

 3月17日の阪神とのオープン戦では、1-2の6回二死走者なしで中川を3ボール2ストライクから空振り三振に仕留めた138キロスプリットが非常に良かった。

 「まだまだ再現性という部分では高くないので、もう少し精度を上げていきたいと思います」と納得がいかず。

 対外試合では「球数はできるだけ少ない球数で終わらせたいのはあるので、そこは本当に制球を乱すことなくバッターと勝負できているのは、いい傾向かなと思います」と、1イニングを少ない球数で終えることが多く、2月15日のヤクルトとの練習試合、2月25日のオリックスとの球春みやざきベースボールゲームズではいずれも、1回をわずか8球、三者凡退で片付けた。

 2月の練習試合から安定した投球を見せ、開幕一軍の切符を掴んだ。目標にしていた開幕一軍入りを果たし、「キャンプ、オープン戦とかでアピールできた成果が、この結果につながったと思います」と喜んだ。

 今季初登板は3月29日の西武戦。0-1の5回に登板すると、守備のミスもあり失点してしまったが、1回2/3を投げ、自責点0に抑えた。練習試合では複数イニングの登板が1度もなく、久しぶりのイニング跨ぎとなったが、「スピードの面でも普段1イニングが多いんですけど、2イニングでも特に落ちることなく、まっすぐは投げられたので、良かった。あの時はちょっと変化球が、気持ちの面でもまだまだ追いついていなくて、いい投球ができなかったかなと思います」と振り返った。

 4月5日のソフトバンク戦では、先発・小島和哉の後を受けて、2-3の5回一死一、二塁の場面で登板。今宮健太に適時打を浴び、小島が残した走者を還してしまったが、イニング跨ぎとなった6回、7回、8回とスコアボードに0を入れ、3回・2/3・61球を投げ、2被安打、2奪三振、0失点と役割を果たした。

 昨季も一軍でリリーフを経験したが、今季に向けて活きていることについて「いつ投げるかわからないので、準備不足だけはないように心がけています。早めに自分が投げるかわからないんですけど、早く準備して作り遅れだけないようにしています」と、“準備”を大切にしている。

 その準備の中で大事にしていることは「僕は投げる前に汗をかかないとなかなかボールも良いボールが投げられない。汗をかくところを意識しています」とのことだ。

 昨季はオールスター明けに一軍経験を積み、今季は開幕から一軍のマウンドに上がっている。「1年間一軍で投げるのであれば、絶対に悪い時があると思うので、そこを少しでも減らして、常に良い状態で体の面も心の面も保っていかないといけないかなと思います」。1年間一軍で投げるため、結果を残していく。

取材・文=岩下雄太

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この記事を書いたのは

岩下雄太

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