ロッテ・涌井が通算2000投球回まで残り97回
2017年、野手では阿部慎之助(巨人)が通算2000試合出場と通算2000安打、青木宣親の日米通算2000安打などの大記録が達成されそうだが、投手も涌井秀章(ロッテ)の通算2000投球回、山口鉄也(巨人)の通算300ホールド達成などの期待が高まる。
涌井は昨季終了時点で通算投球回数は1903。通算2000投球回達成まで残り97回となっている。涌井はロッテに加入した14年から14年が164回2/3、15年と16年が188回2/3と毎年100イニング以上投げていることを考えると、今季中に通算2000イニング達成が実現できそうだ。
山口鉄也(巨人)は、残り30ホールドで通算300ホールドとなる。歴代1位の通算270ホールドをあげる山口だが、不振に陥った昨季はシーズン終盤からビハインドゲームでの登板も多く19ホールドにとどまった。今季、再びセットアッパーの座に返り咲くことができれば、通算300ホールド達成も見えてくる。
また、日米通算記録ではダルビッシュ有(レンジャーズ)が通算139勝と田中将大(ヤンキース)が通算138勝と日米通算150勝が残りわずか。前田健太(ドジャース)も日米通算1500奪三振まで残り88奪三振と迫っている。
今季中に達成が期待される主な記録
【通算150勝】
杉内俊哉 142勝(残り8勝)
ダルビッシュ有 139勝(残り11勝)※日米通算
田中将大 138勝(残り12勝)※日米通算
【通算100勝】
成瀬善久 96勝(残り4勝)
久保康友 93勝(残り7勝)
大竹 寛 92勝(残り8勝)
能見篤史 92勝(残り8勝)
【通算2500投球回】
石川雅規 2436回1/3(残り63回2/3)
【通算2000投球回】
上原浩治 1986回2/3(残り13回1/3)※日米通算
ダルビッシュ有 1914回(残り86回)※日米通算
涌井秀章 1903回(残り97回)
【通算1500奪三振】
和田 毅 1486奪三振(残り14奪三振)※日本通算
前田健太 1412奪三振(残り88奪三振)※日米通算
内海哲也 1406奪三振(残り94奪三振)
【通算200セーブ】
サファテ 175セーブ(残り25セーブ)
【通算300ホールド】
山口鉄也 270ホールド(残り30ホールド)
【通算250ホールド】
宮西尚生 232ホールド(残り18ホールド)
【通算200ホールド】
浅尾拓也 199ホールド(残り1ホールド)