丸刈り姿で登場の高橋光成にファンからどよめき
西武の辻発彦監督、高橋光成、多和田真三郎が2日、埼玉・所沢市内の西武所沢店で行われたトークショーに参加。高橋光が丸刈りで登場すると、来場客約150人からどよめきと歓声が起こった。
高橋光は冒頭、「髪型については触れないでください」と前置きするも、質問コーナーで髪型について問われると、「昨年の反省と、今季への意気込みと気合です」と説明。さらに、昨年の12月31日に、家族や親せきに見守られながら、断髪式を行ったと明かした。
しかし、坊主にした理由はそれだけではなかった。昨季の序盤、ラジオ番組で菊池雄星と対談を行った際、高橋光は「8勝」を達成できなければ丸刈りにすると宣言。しかし、4勝11敗とノルマに届かず、公約通り頭を丸めたという。
高校以来となる坊主姿に「悔しかった」と話す。さらに、「時間も経ってるし、多分ばれないだろうから、ばっくれようとも思ったんですけど」とぶっちゃけ。しかし、「成績も成績ですし。今年にかける思いは強いんだぞという自分の覚悟にもなる。そういう点では、今になって良かったかなと思います」と笑った。
楽しみにしていた成人式も欠席 「覚悟を決めて」
2月3日で20歳になる高橋光だが、成人式には出席せず、野上らと熊本で自主トレを行う予定。「去年からずっとそれ(成人式)をモチベーションに頑張ってきたんですけど、それも覚悟を決めて練習にいくということで、(参加を)やめました。いきたかったんですけど」と、並々ならぬ覚悟で挑む。
2年目の昨季は4勝11敗。エース候補生・高橋光にとっては悔しいシーズンに終わった。
「岸さんが抜けて、チャンスはいっぱいある。そのチャンスをものにして、良い年にしたい」。
3年目の今季、ハタチとなる若獅子は「今年はやります」と力強く飛躍を誓った。
※初出の際、辻発彦監督の名前が間違っておりました。訂正してお詫び申し上げます。