ニュース 2017.01.03. 18:00

日本での実績十分 移籍先が決まっていない助っ人は?

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広島では4番も務めたルナ
 楽天を自由契約となったジェイク・ブリガムがタイガースとマイナー契約、阪神を自由契約となったヘイグがツインズとマイナー契約を結んだ。

 まだ移籍先が決まっていない助っ人もいる。広島を自由契約となったルナ(広島)がその一人だ。ルナは13年に中日に加入すると、規定打席に届かなかったものの、1年目は打率.350をマーク。2年目は127試合に出場して打率.317を記録すると、15年は打率.293。

 昨季プレーした広島では開幕から4番を務めていたが、シーズン途中に故障で離脱。その後、復帰したものの、DeNAとのクライマックスシリーズで、一塁ベースを駆け抜けた際に転倒し、右肩を負傷した。故障が多いのと今年37歳という年齢がネックだが、日本での4年間の通算打率.309は魅力的だ。

 投手では、昨季楽天で45試合に登板したミコライオが自由契約となった。ミコライオは広島に加入した12年から3年連続で20セーブ以上をマーク。楽天に移籍した15年は、椎間板ヘルニアを発症したため、一軍登板は1試合もなし。故障が癒えた昨季は、守護神・松井裕樹に繋ぐセットアッパーとして、23ホールドをあげた。ミコライオは自由契約となったが、楽天が交渉を続けているとの報道も出ており、今後の去就が注目される。

 その他、残留交渉を打ち切った前ロッテのデスパイネ、セ14年の打点王・前阪神のゴメス、日本球界で通算181本のアーチを描いたブランコも今季の所属先が決まっていない。

 今季も日本でプレーするのか…。それとも、他国でプレーする道を選択するのか…。彼らの今後の動向から目が離せない。

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