コラム 2018.11.16. 17:00

岡本和真、石川直也に続くのは…? “勝負の5年目”を迎える『14年・高卒組』

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日米野球では侍ジャパンの4番も務めた岡本和真(巨人)

今季は巨人・岡本が大ブレイク!


 3月下旬に開幕したプロ野球2018年シーズンもあっと言う間に終了。様々な話題があったなかで、今季もこれからの時代を担っていくであろうスター候補が誕生した。そのひとりが、巨人の主砲に成長した岡本和真だ。

 オープン戦から好調だった岡本はそのまま開幕スタメンで起用されると、今年は最後まで一軍に定着。途中からは4番を任されるなど、打率.309、33本塁打、100打点と結果を残した。

 岡本は2014年のドラフト1位でプロ入り。かねてから期待されていた逸材が4年目にして開花したことは、巨人にとって大きなプラスだ。昨季までは通算本塁打が1本と伸び悩んでいただけに、今季の変貌ぶりには驚かされた。

 高卒とはいえ、そろそろ頭角を現して来て欲しい時期…。その岡本と同期にあたる2014年ドラフトの高卒組には、どのような選手がいるのだろうか。


復活待たれる高橋光成


 岡本と同様、入団時に大きな注目を集めたのが済美高の安楽智大。2球団が競合した末、楽天に入団している。

 その安楽は1年目の最終盤に一軍デビューを果たすと、初先発初勝利をマーク。2年目も3勝(5敗)と順調に成長しているかに見えた。

 3年目もキャンプ中は快投を見せ、三木谷浩史オーナーから「則本(昂大)、岸(孝之)に次ぐ3本柱でいけるんじゃないか? 」と最大級の賛辞をもらっていただほど。しかし、開幕直前に故障で離脱すると、わずか1勝でシーズン終了。再起を誓った今季もわずか2試合の登板に留まり、0勝2敗で防御率10.13と結果を残すことができていない。

 ファームでも18試合で4勝4敗、防御率4.03と苦しみ、一軍でローテーションに入るようなインパクトはないまま。来季は真価の問われるシーズンになる。


 ドラフトで競合こそなかったものの、西武が“一本釣り”に成功した高橋光成も大きな注目を集めた。

 1年目の7月に早くも一軍デビューを果たすと、8月には4勝を挙げる大活躍で月間MVPを受賞。1年目を5勝2敗、防御率3.07と上々の成績で終え、そのままエースへの道を歩んでいくかに思われた。

 しかし、2年目は4勝11敗と大きく負け越し。昨季も3勝4敗と力を発揮できず、4年目の今季も2勝1敗と伸び悩んでいる。エースである菊池雄星のポスティング移籍を認めているだけに、高橋光成が復活できるかどうかという点は来季の西武において重要なポイントになる。


石川直也、清水優心の日本ハム勢は上々の成績


 “14年高卒組”で結果を残しつつあるのが、清水優心と石川直也の日本ハム勢だ。

 捕手の清水は今季自己最多となる86試合に出場。守りだけでも大変なところで、7本塁打をマークした。打率は.215と確実性は低いものの、一発を秘める捕手として結果を残している。

 また、石川は約1カ月間の離脱があったものの、シーズン途中は守護神に抜擢されるなど19セーブをマーク。リリーフの一角として欠かせないポジションを築きつつある。日本ハムでは他にも浅間大基が外野のレギュラーを争っており、この世代の選手による活躍が目立っている。

 その他では、結果こそまだでていないものの宗佑磨(オリックス)、岩下大輝(ロッテ)といったところが今季多くの出番を勝ち取った。両者には来季こそブレイクの期待がかかる。


 こうして見ていくと、全体的に2014年ドラフトで入団した高校生たちのなかで確固たる成績を残している選手は多くない。特筆すべき結果を残したと言っていいのは、岡本と石川のふたりだけと言ってもいいかもしれない。

 来季で5年目となる“2014年・高卒入団組”。この秋のドラフト会議では、同世代にあたる大卒の選手たちが「即戦力候補」として指名を受けており、来季からは同じフィールドで戦うことになる。まだ若手とはいえ、“プロの先輩”である高卒入団組はそろそろ結果が欲しいところ。さもなければ、自らの立場が苦しくなる。

 果たして、次に飛躍のキッカケを掴むのは誰か…。勝負のシーズンを迎える『2014年・高卒入団』の選手たちに注目だ。


2014年ドラフトで指名された高卒選手

※育成指名は除く

▼ 西武
1位:高橋光成(前橋育英)
5位:山田遥楓(佐賀工)

▼ ソフトバンク
1位:松本裕樹(盛岡大附)
2位:栗原陵矢(春江工)
3位:古澤勝吾(九州国際大付)※2018年オフ戦力外通告
4位:笠谷俊介(大分商)

▼ 日本ハム
2位:清水優心(九州国際大付)
3位:浅間大基(横浜)
4位:石川直也(山形中央)
6位:立田将太(大和広陵)
7位:高浜祐仁(横浜)
8位:太田賢吾(川越工)
9位:佐藤正尭(愛知啓成)※2015年オフ戦力外通告

▼ オリックス
2位:宗 佑磨(横浜隼人)
3位:佐野皓大(大分)
5位:斎藤綱記(北照)
9位:鈴木 優(雪谷)

▼ ロッテ
3位:岩下大輝(星稜)
5位:香月一也(大阪桐蔭)
7位:脇本直人(健大高崎)※2017年オフ戦力外通告

▼ 楽天
1位:安楽智大(済美)
3位:小野 郁(西日本短大付)

▼ 広島
3位:塹江敦哉(高松北)
4位:藤井皓哉(おかやま山陽)
5位:桒原 樹(常葉菊川)
7位:多田大輔(鳴門渦潮)※2017年オフ戦力外通告

▼ ヤクルト
3位:山川晃司(福岡工大付属城東)

▼ 巨人
1位:岡本和真(智弁学園)

▼ DeNA
6位:百瀬大騎(松本第一)
7位:飯塚悟史(日本文理)

▼ 中日
指名なし

▼ 阪神
5位:植田 海(近江)




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