「新人守護神」 抑えはセーブ数が大事
広島ドラフト1位・栗林良吏投手(24)が、重責と戦っている。
3月27日の中日戦で3点優勢の9回に登板して1回無失点。プロ野球史上5人目となる初登板初セーブを挙げた。
昨季抑えを務めたフランスアが右膝手術で長期離脱し「新人守護神」を務めることになった。
「3点優勢の9回に2点取られても勝ちは勝ち。抑えとしての役割を考えたらセーブ数が大事」。
同じく新人時代に抑えに抜てきされた永川勝浩(現広島1軍投手コーチ)は1年目の03年に25セーブ。背番号20の前任者の数字を当面の目標に設定し、セーブ数を積み重ねていく。
『Yell for Baseball FAN Project』/スポーツニッポン新聞社