カブス・鈴木誠也

メジャーリーグの2024年シーズンは韓国シリーズを終えて、現地時間28日に本土での開幕を迎える。前回のナ・リーグ西地区に続き、今回はナ・リーグ中地区の展望と順位予想をお届けする。

【2023・NL中地区順位表】
1位 ブルワーズ(92勝70敗)
2位 カブス(83勝79敗)
3位 レッズ(82勝80敗)
4位 パイレーツ(76勝86敗)
5位 カージナルス(71勝91敗)

▼ 予想1位:シンシナティ・レッズ

昨季は82勝80敗の成績で2年ぶりに勝ち越したものの、惜しくも2ゲーム差でポストシーズン進出を逃した。リーグ最多となる65人の打者を起用するなど若返りを敢行。今季は台風の目以上の存在として優勝も狙えそうだ。

ライバルのカブスから移籍してきたジェイマー・キャンデラリオが中軸を担うが、それ以外のレギュラー野手はほとんどが若手。特に注目は驚異の身体能力を誇る22歳の遊撃手エリー・デラクルーズだろう。昨季は98試合で13本塁打、35盗塁をマークした。今季は25本塁打、50盗塁も視野に入る。

昨季は2桁勝利を挙げた投手がいなかったが、7年前のドラフト1位(全体2位)、ハンター・グリーンのブレイクに期待。制球には課題を残すが、それさえ克服できれば15勝以上挙げても不思議ではない。

▼ 予想2位:シカゴ・カブス

昨季は夏場まで首位争いを演じていたが、終盤に失速して2位に終わった。シーズン得失点差の「+96」は、地区優勝したブルワーズの「+81」を上回ったにもかかわらず、9ゲームも離されてしまった。ただ若手も着実に成長しており、今季は開幕から飛ばしていきたいところだろう。

FAになっていた主砲のコディ・ベリンジャーと再契約したことで、リーグ3位をマークした得点力は維持できそう。後半戦に大活躍を見せた鈴木誠也が5~6番に座る打線は他球団にとっても脅威となる。

昨季16勝のジャスティン・スティールを筆頭に新加入の今永昇太、若手の有望株ジョーダン・ウィックスと2桁勝利を狙える左腕を3人も抱えている。一方でブルペン陣は明らかに左腕不足。この辺りの補強が的確にできれば優勝争いに加わってくるだろう。

▼ 予想3位:ミルウォーキー・ブルワーズ

昨季は5月に11勝16敗と負け越したが、それ以外の月は全て勝ち越し。シーズンを通して安定した力を発揮し、直近の6年間で3度目の地区優勝を飾った。ただ、8年以上もチームを率いたクレイグ・カウンセル監督がオフにカブスへ移籍。パット・マーフィー新監督の下、チームが一丸となれるか。

ベテランのクリスチャン・イエリチが精神的支柱。同世代で新加入のリース・ホスキンスとゲリー・サンチェスが中軸を担う。注目は20歳のジャクソン・チョーリオ。噂に違わぬ打棒を披露できるかどうかがカギとなりそう。

昨季はリーグ1位の防御率3.73をマーク。ただし、3年前のサイヤング賞投手、コービン・バーンズがチームを去ったため、絶対的なエース不在で開幕を迎える。先発陣の層はやや薄くなったが、ブルペン陣は引き続き盤石。昨季36セーブを挙げるなど、リーグ屈指の守護神に成長したデビン・ウィリアムスの存在は大きい。

▼ 予想4位:セントルイス・カージナルス

11回の世界一を誇る名門だが、昨季は低迷。実に33年ぶりとなる地区最下位に沈んだ。大きな要因となったのが投手陣の不振だ。チーム防御率は、22年の3.79から23年は4.79と大幅に悪化した。

打線はポール・ゴールドシュミットとノーラン・アレナドのベテラン2人を中心に主要メンバーはほぼ変わらず。昨季は117試合の出場に留まったラーズ・ヌートバーがフルシーズン働ければ、得点力はアップするだろう。

課題だった投手陣は、オフに先発投手を3人補強。昨季8勝に終わったソニー・グレイは打線の援護次第で15勝以上挙げる力を持つ。昨季はシーズンを通して不調だったマイルズ・マイコラスの完全復活にも期待がかかる。

▼ 予想5位:ピッツバーグ・パイレーツ

2013~15年に3年連続でポストシーズンに出場したものの、2地区制時代の1992年を最後に地区優勝がない。昨季は76勝86敗と健闘したが、今季も優勝争いに絡む可能性は高いとはいえないだろう。

同地区のブルワーズからラウディ・テレーズを獲得。35本塁打を放った2年前の打棒を再現できればかなりの得点力アップが見込めそう。あとは、今季でメジャー5年目のケブライアン・ヘイズがオールスター級のポテンシャルを発揮できるかどうか。

投手陣は昨季13勝のミッチ・ケラーがエース格。新加入のマーティン・ペレスとマルコ・ゴンザレスの先発左腕2人、さらに剛腕アロルディス・チャップマンがかつての投球を見せることができれば、ダークホースになり得る。

◆ まとめ

この地区はカージナルスまでの4チームに優勝のチャンスがありそう。有望株がそろうレッズが一歩リードと見るが、終盤までもつれるようなら経験豊富なブルワーズに一日の長も。パイレーツも新戦力が台頭すれば、勝率5割のチャンスはあるだろう。

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この記事を書いたのは

八木遊

1976年、和歌山県で生まれる。地元の高校を卒業後、野茂英雄と同じ1995年に渡米。ヤンキース全盛期をアメリカで過ごした。米国で大学を卒業後、某スポーツデータ会社に就職。プロ野球、MLB、NFLの業務などに携わる。

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