ミットではなく身体全体を使って止める!
ワンバウンドのボールはミットで捕るのではなく、身体全体を使って止めるようにしましょう。基本の構え方(前々回を参照)から、素早く膝を落とし、股の間からボールが抜けないようにミットを入れる。これがワンバウンドを止める基本動作となります。
身体全体をホームベースに向け、ボールを正面に落とす意識で止めることがポイントです。
ボールを止める練習法
まずは、ボールを使わず基本動作を覚えましょう。円に沿って右周り、左周りと、足をしっかり使って基本動作を繰り返して行います。
キャッチャーにとって大切なフットワークを同時に鍛えることができるので非常に効果的な練習といえます。
基本動作を覚えたら実際にワンバウンドのボールを投げて練習を行います。
ホームベース付近にボールを落とした後、ランナーがいることを想定し、素早く拾いましょう。
試合では何度となく繰り返す動作となるので、練習から身体に覚えさせることが大切です。
少年野球のキャッチャー練習法
基本0:キャッチャーに向いている子基本1:構え方
基本2:キャッチング
基本3:ボールを止める
基本4:二塁スローイング
基本5:バント処理
基本6:タッチの仕方
基本7:フライの捕り方
■講師プロフィール
宇野誠一
高校球児、中学硬式球児、学童球児の3児の父。
桐蔭学園高校→獨協大と内野手、捕手としてプレー。社会人野球ではリクルート、ローソン、フェデックスに所属。コーチ、監督経験も含め通算15年の社会人野球指導歴を持つ。
その後学童野球で6年間指導者として小学生を指導、4年生から野球を始めた次男を侍JAPANアンダー12代表に育てた「ヤキュイク父」でもある。現在は中学硬式チームの監督を務める。
高校球児、中学硬式球児、学童球児の3児の父。
桐蔭学園高校→獨協大と内野手、捕手としてプレー。社会人野球ではリクルート、ローソン、フェデックスに所属。コーチ、監督経験も含め通算15年の社会人野球指導歴を持つ。
その後学童野球で6年間指導者として小学生を指導、4年生から野球を始めた次男を侍JAPANアンダー12代表に育てた「ヤキュイク父」でもある。現在は中学硬式チームの監督を務める。