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肘が痛くても「耐えろ」という指導者

スクール生が、また肘が痛くてしばらく投球禁止になりました。

土曜日に1日練習でかなりの球数を投げ、日曜日にキャッチャーで3試合出場。

そして試合後に、送球練習を1時間!!!

かなりの投球数になったそうです。

これだけでも子どもの体を知らず、勉強不足と言われても仕方がありません。

案の定、肘に違和感が出て通院すると「しばらく投球禁止」とのこと!

このことをチームに報告すると、

「高校生も痛みに耐えながらやっている! お前も耐えろ!」
「試合に出れない? それは困る!」

そう告げられたそうです。

耳を疑います。

私たちが活動する埼玉県北部はしっかりとしたチームもある中、
いまだにこんなチームが存在していてチーム名を公表したい思いです。

どうすれば当たり前のことを当たり前にできる環境が作れるのでしょうか?

ショックを隠せません。

掲載元:NPO法人日本少年野球研究所

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