この冬の課題を挙げると、ひとつだけでは収まらないという。キャッチング、配球、リード......すべてにおいてレベルアップが必要だと感じている。負けて学ぶことが多いとはよく言うが、今まで見えていなかった課題があまりにも多かった。克服のためにどれだけの時間を要していくのか不安に苛まれているのかと思いきや、東妻の目は生き生きとしていた。
「去年の今頃に比べたら、今年はやるべきことが多い。だからこそ、この冬の間に何としても克服していこうという気持ちが強いです。克服できた自分がどうなっているのかと思うと、センバツがある意味楽しみです。ただ、経験があるとはいえ、自分が自分が、とはならないようにしたいです」と気を引き締める。
準備、そして周囲を見渡せる視野の広さ。基本的なことだが、それは世代を問わず野球をやっている以上最も大切なことだ。
「試合で、何でここに構えているのに投げてくれへんねんって思うことがあります。でも、その前にピッチャーに声を掛けたのか。ちゃんとした構え方ができたのか。自分がちゃんとそういう準備ができていたのかだと思います」。
これはこれから高校野球界を目指す中学生へのメッセージでもあり、自戒を込めた率直な思いでもある。(取材・写真/沢井史)
「去年の今頃に比べたら、今年はやるべきことが多い。だからこそ、この冬の間に何としても克服していこうという気持ちが強いです。克服できた自分がどうなっているのかと思うと、センバツがある意味楽しみです。ただ、経験があるとはいえ、自分が自分が、とはならないようにしたいです」と気を引き締める。
準備、そして周囲を見渡せる視野の広さ。基本的なことだが、それは世代を問わず野球をやっている以上最も大切なことだ。
「試合で、何でここに構えているのに投げてくれへんねんって思うことがあります。でも、その前にピッチャーに声を掛けたのか。ちゃんとした構え方ができたのか。自分がちゃんとそういう準備ができていたのかだと思います」。
これはこれから高校野球界を目指す中学生へのメッセージでもあり、自戒を込めた率直な思いでもある。(取材・写真/沢井史)