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- 6年間で部員3倍、保護者が手伝いをしたくなる環境と雰囲気|横浜青葉NEXUS
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6年間で部員3倍、保護者が手伝いをしたくなる環境と雰囲気|横浜青葉NEXUS
2018年に結成された「横浜青葉NEXUS」の練習は週末の半日のみ。「何が何でも勝つ」ことよりも「野球は楽しむもの」を大事にして立ち上げられた少年野球チームだ。前回取材に訪れたのは結成1年後の2019年、部員が14人だった頃。あれから部員は45人になった。現在の「横浜青葉NEXUS」をグラウンドに訪ねた。
<知恵を絞った公園でのウォームアップ>
この日練習が行われたのは青葉区内の公園。結成当初から連盟には属していないが、連盟未加入を理由にグラウンドを貸して貰えないことは今でもあるという。
2月のオフシーズンということもあり、練習前のウォームアップに多くの時間が割かれていた。低い手すりを平均台に見立ててバランスをとりながら歩いたり(最後に子ども達が手すりをタオルで拭いていたことも付記しておきます)。その手すりの下を四つん這いでくぐるリレーや、リレー形式の階段ダッシュなどが行われていた。

階段ダッシュリレーでは、途中に数字が不規則に配列されたボードを持ったお父さんが立つ。子どもはお父さんの前でストップして、言われた3つの数字をそのボードの中から見つけ出さないと再び走り出すことができない。有酸素運動をしながら脳を使うのは意外と難しく、多くの子ども達が苦戦していた。こうすることで、学年や男女の差に関係なく競争ができるため、競争は白熱し、子ども達は大いに盛り上がりだった。

限られたスペース、環境でできることをポジティブに考える。校庭や球場が使えなくても、できることはたくさんある。横浜青葉NEXUSが6年間で身につけた逞しさのようにも映った。
監督の佐藤慶太さんはこう話す。
「単に体を沢山動かすのではなくて、そこに対決要素やゲーム要素を取り入れる。子ども達はそういうのが好きなんですよね」
子ども達が多く集まるチームを取材して思うのは、野球以外の色んな運動、トレーニングなどを取り入れているチームが多いということだ。
「野球って道具も使うし難しいじゃないですか? でも最近の子どもは昔に比べて外遊びとなどで色んな体の使い方をしていない。そんな子達に対して、ボールをこう捕れ、こうやって投げろ、打てとか、それは難しいよなと感じています。だったら遠回りになるかもしれませんが、野球の技術を教える以前に、自分の体をコントロールすることに重きを置いてやった方がいいのかなと思っています。そこをしっかりやることが全ての運動の土台になる部分ですから」
今の時代、少年野球チームだからといって野球だけをやっても、子どもはなかなか集まらないのかもしれない。
