- BASEBALL KING
- ヤキュイク
- チーム紹介
- 6年間で部員3倍、保護者が手伝いをしたくなる環境と雰囲気|横浜青葉NEXUS
- チーム紹介
6年間で部員3倍、保護者が手伝いをしたくなる環境と雰囲気|横浜青葉NEXUS
<保護者が手伝いたくなる環境と雰囲気>

前回の取材から6年間が経って部員数は3倍になった。連盟に属していないため参加できる大会の数には限りがあり、全国大会などもない。チームが強いわけでもない。それでも口コミやネット検索を通じて、多くの保護者に「このチームが良い」と選ばれてきた。保護者のお父さんはこう話す。
「このチームが良いと思ったのは練習日数の少なさと練習時間の短さですね。小学生のうちは週末の全部を野球に費やさなくていいと思うんです。
ネットでいくつかチームを探して、ここが自分の考えに近いかなと思いました。子どもも楽しそうにやっていますし、平日はサッカースクールやスイミングや空手、塾などに行っていますし、週末も練習が半日なので家族で出かけたり、他のことにも時間を使えるのもいいですね。野球の入口としてはこういうチームが入りやすくていいなと思います」
佐藤監督は野球を通じた人間形成も大切にしている。「野球が出来るのは当たり前の事ではない。親に感謝しなければいけない」。そんな話を子ども達に常々しているのもその一環だ。
「保護者の方からは、学校とは違った経験や『人として大切な部分の話をしてくれることがとても嬉しい』と言われることが多いです。このようなことが数珠繋ぎとなり、こども達がNEXUSに集まってくれている要因の一つになっているのかもしれません」
この日のグラウンドには13人の保護者の姿があった。だが当番制はない。あるのは保護者が手伝いたくなる環境と雰囲気だ。前述のお父さんが話す。
「グラウンドで手伝うことは全く負担と思っていません。練習時間が短いのもありますし、強制じゃないから負担と思わないです。子どもが楽しそうにしているから、一緒にやりたいなという感じです」

強さよりも楽しさを大事にするチームを取り上げると「そんなチームでやっても上手くならない」「次のステージで通用しない」ということを言う人も一定数いる。
「それがですね、中学で活躍している子も結構多いんです。ほとんどの子が中学で野球を続けていますし、今日練習を手伝いに来てくれた一期生の子と、その代のキャプテンの子が同じシニアに進んでいるのですが、この春の全国大会に出場するんです。話を聞くと『小学校の時にここで楽しく野球をやれたことが自分の土台、ベースになっています』なんて言ってくれて・・・・・・。このチームを立ち上げて良かったなと思いましたね」
横浜青葉NEXUSは子ども達の「野球が楽しい」と思う気持ちを満タンにして、次のカテゴリーに送り出している。そんな姿勢も保護者に選ばれる理由の一つになっているに違いない。(取材・写真:永松欣也)
*佐藤監督のインタビューに続きます。
