中日の大野雄大が7日、バンテリンドームで行われたDeNA戦に先発し、6回2安打無失点で今季初勝利を挙げた。立ち上がりからストレートに加えツーシームとカットボールでボールを動かしDeNA打線を翻弄。4回には100キロほどのスローカーブを解禁し、以前より投球の手数を増やすなど投球の変化も見られた。
7日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では大野雄大の投球について、番組MCの高木豊氏が「戻ってきたと言っていいですか」と問いかけると、解説を務めた館山昌平氏は「戻って”くる”と思います」と回答。「今は一生懸命に腕を振っている状態。スピードも物足りないですし、チェンジアップも突然高めに浮いたり、大野の本来の力ではないと思います」と説明した。「ですが、四球もほとんどないですし、長打もほとんど打たれない。相手を抑える投球はできていました」と本来の能力を発揮していなくとも好投してみせた姿を称賛していた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』