阪神が中日に完封負けを喫し、6カードぶりの負け越しとなった。無得点で迎えた6回に先発の才木浩人が上林誠知に2点タイムリーを打たれ先制を許すと、9回に3番手・木下里都が4連打を浴びるなどさらに4点を失い、打線も振るわず0－6で完敗した。
16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、阪神が今季ここまで中日戦を5勝7敗と苦手としている点に注目。そこで打線の主軸を担う森下翔太と佐藤輝明の中日戦の成績が提示された。森下が打率.188、佐藤輝が同.250と他球団に比べ抑え込まれていることが明らかになった。
この点について、解説者の野村弘樹氏は「主軸が仕事をさせてもらえていないことが大きい。大山まで含めてクリーンアップがきっちり抑えられている。他の球団も（主軸を抑えれば勝てる）と分かっているんでしょうけど実際にはやられている。お手本となるかは分からないけど数字に現れていますよね」と分析した。
また、解説者の齊藤明雄氏は中日投手陣に言及し、「攻め方が素晴らしいし、コントロールの良さが光っている。投げミスをしないですよね。他の球団も抑え方は把握できていても投げミスがあって打たれてしまっている」と指摘した。
最後に番組MCの高木豊氏が「阪神が上位に強いのは打てているから。いかに抑えるかが大事になってくるんでしょうね」とコメントし締めた。
☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』
