ロッテ・ソト(撮影=岩下雄太)

 ロッテのネフタリ・ソトは7月、11試合に出場して、打率.350(40-14)、1本塁打、7打点、得点圏打率.364と打撃好調だ。

 昨季リーグ2位の88打点、チーム2位の21本塁打を放ち、チームの2年連続Aクラス入りに大きく貢献し、今季も開幕2戦目の3月29日のソフトバンク戦、「追い込まれていたのでゾーンで勝負してくるんじゃないかと思っていた。そのゾーンに来た球を打ち返すことができてホームランにすることができたよ」と今季第1号ソロを放つと、翌30日にも「めちゃくちゃいい打球でした。ゾーンに来る球を狙って、外れたらフォアボールだという意識でいい球を弾けることができたよ」と手応えたっぷりの2試合連続となる第2号ソロ。

 本拠地・ZOZOマリンスタジアムでの今季初戦となった4月2日のオリックス戦でも2安打1打点、翌3日のオリックス戦でも2安打と、今季も打線の軸としてポランコと共に引っ張っていくと思われた。3・4月、連続試合無安打が3試合以上ということはなかったが、4月終了時点の打率が.209、3本塁打、8打点。5月は月間打率.148、3本塁打、7打点、交流戦が始まった6月に入るとベンチスタートの日が増え、月間13試合に出場して、打率.212、1本塁打、4打点となかなか調子が上向かなかった。

 7月に入るとガラリと流れが変わる。1日の楽天戦で安打を放つと、2日の試合では「犠牲フライでもいいくらいの気持ちで打席に入りました。間を抜けてタイムリーになり良かったです」と2点適時打。4日のオリックス戦でも2安打2打点と勝負強さが戻り、5日のオリックス戦で今季初の猛打賞。6日のオリックス戦では「追い込まれていたので甘く入ってきた球にはしっかりコンタクトしようと思っていた結果、良いスイングができたよ」と6月12日の広島戦以来となる一発を放った。

 7月8日取材で、交流戦明け好調が続いている要因についてソトは「体と状態がとても良いからですね」と説明し、チャンスでの勝負強さについても「コンディションがいいので、チャンスの場面で自分の仕事を見せないといけない。そのままです」と明かした。

 ソトは6月22日のDeNA戦から7月11日の西武戦にかけて10試合連続安打、前半戦最後のゲームとなった7月21日のオリックス戦では2安打と、交流戦明けの打撃成績は、打率.340(47-16)、1本塁打、9打点と復調の兆しを見せる。

 振り返るとソトは移籍1年目の昨季も7月、月間打率.308、6本塁打、23と打っていた。7月が得意な理由とかはあったりするのだろうかーー。

 「プエルトリコではこれくらいの暑さは普通にある。1年中これくらい暑い、暑さはなんともないですね」。

 暑い時期にプレーするにあたって心がけていることについて「ここはそんなにプエルトリコに比べて、暑いとか注意しているところはないですね」とキッパリ。

 「勝利に向かって強いプレーを見せたいです」。若手の活躍が目立っている中で、オールスター明けは実績のあるソトの打棒にも期待だ。

取材・文=岩下雄太

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岩下雄太

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