ロッテ・ソト(撮影=岩下雄太)

 1974年以来勝率1位でのリーグ優勝を目指すロッテにおいて、ネフタリ・ソトには今年も昨季と同じような働き、それ以上の働きが求められる。

 DeNAから移籍した昨季は4月終了時点の打点が『8』だったが、5月以降はコンスタントに打点を積み重ね、7月10日の楽天戦後には山川穂高(ソフトバンク)を抜いて、一時打点リーグトップに躍り出た。最終的には打点王を逃すも、リーグ2位の88打点、得点圏打率はリーグ3位の.321と勝負強さを誇った。「自分としてもチームとしても浮き沈みのあったシーズンですけど、そこには特に不満はなくて、いいシーズンだったと思います」と昨季を振り返った。

 ちなみにソトに月に挙げる打点数の目標を立てているのか質問すると、「そういうことは考えずに、自分がどれだけチームのために頑張れるか、その日にどれだけできるかを考えているだけなので、打点とかを考えずにやっています」とのことだ。

 若手、中堅野手の活躍は必要不可欠だが、冒頭にも述べたように、グレゴリー・ポランコとともに打線の軸として、引っ張らなければ得点力が上がっていかないというのが本音だ。

 「チームが勝つための仕事をしたいし、みんな自分の仕事ができるとチームの勝利に繋がるので、自分もやるべきことをやって勝利に繋がれればいいと思います」。

◆ 新シーズンに向けて

 新シーズンに向けて、自主トレでは「健康的に怪我しないようにというのを一番大事にやっていきました」と、故障しない体を作ってきた。

 2月20日に来日し、2月22日に糸満組に合流。2月24日の巨人とのオープン戦で今季実戦初出場を果たすと、ここまで練習試合、オープン戦に7試合に出場している。レギュラーを目指す選手たちとは違い、レギュラーが確実視されているソトは、開幕に向けて自分のペースで調整ができそうだ。開幕に向けてどういう準備をしていこうと考えているのだろうかーー。

 「みんなと馴染んですごくいい感じでみんなとやっていると思いますし、楽しく野球ができていると思います。開幕に向けては自分の100%を最初から出せるように頑張りたいと思います」。

 ソトは常々、個人成績のことよりも、チームの勝利やチームメイトについて口にすることが多い。「どんな選手でもみんな勝つために頑張るので、今年もそれをテーマにしてチームメイトと一緒に頑張って勝利に繋がるといいです」。リーグ優勝を目指すチームの打線の中心に今年もソトがいる。

(ネフタリ・ソト選手通訳=ラファエル・フェルナンデス通訳)

取材・文=岩下雄太

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岩下雄太

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