◆ 若手守護神と先発左腕を獲得
現地時間31日、サンディエゴ・パドレスがアスレチックスとのトレードを成立させ、メイソン・ミラー投手(26)、JP・シアーズ投手(29)を獲得したと『ESPN』のジェフ・パッサン記者が報じた。
ミラーは2021年のドラフトでアスレチックスに入団し、翌2023年にMLBデビュー。守護神に定着した昨季は55登板で28セーブを挙げ、オールスターゲーム初出場を果たした。今季は38登板で1勝2敗20セーブ、防御率3.76という成績を残している。
左腕のシアーズは2017年のドラフトでマリナーズに入団し、2022年にヤンキースでMLBデビューを飾った。2023年から先発ローテーションの一角を守り続け、昨季はキャリア最多の11勝をマーク。今季は開幕から22先発で7勝9敗、防御率4.95を記録している。
ミラーは2029年シーズン終了時、シアーズは2028年シーズン終了時のFAを予定。2投手の対価としてパドレスはMLB全体3位(球団内1位)有望株のレオダリス・デフリース内野手、球団内3位のブレイデン・ネット投手、同13位のヘンリー・バエス投手、同17位のエドゥアルニエル・ヌニェス投手の4名をアスレチックスの放出した。
2年連続のポストシーズン進出を目指すパドレスはここまで60勝49敗を記録し、ナショナル・リーグのワイルドカード圏内3番手に位置。西地区首位ドジャースを3ゲーム差で追い、19年ぶりの地区優勝も視野に入っている。