◆ 2020年のサイ・ヤング賞右腕を獲得
現地時間31日、トロント・ブルージェイズがクリーブランド・ガーディアンズとのトレード成立を発表。シェーン・ビーバー投手(30)を獲得し、対価として球団内5位有望株のカル・スティーブン投手(22)を放出した。
ビーバーは2016年のドラフトでガーディアンズに入団し、2018年にMLBデビュー。ルーキーイヤーに11勝を挙げると、翌2019年は15勝、259奪三振とキャリアハイの成績を残した。短縮シーズンの2020年には8勝1敗、防御率1.63、122奪三振で投手3冠に輝き、アメリカン・リーグのサイ・ヤング賞を獲得。通算62勝を記録し、オールスターゲームにも2度出場した実績を持つ。
昨季は自身5年連続となる開幕投手を務めるも、4月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、わずか2試合の登板でシーズンを終了。今季5月に実戦復帰を果たし、現在はマイナーでリハビリ登板を行っている。
昨季地区最下位に沈んだブルージェイズはここまでア・リーグトップの64勝46敗と快進撃を見せ、東地区の1位。10年ぶりの地区優勝に向け、投手陣の強化に動いた。