中田翔,
WBC日本代表の日本ハム・中田翔(写真は2016年)

 年号が平成となってから今年で29年。平成元年生まれの中田翔(日本ハム)が打点王、菅野智之(巨人)が最優秀防御率、野村祐輔(広島)が最多勝、平成3年生まれの筒香嘉智(DeNA)が本塁打と打点の二冠王、平成4年生まれの山田哲人(ヤクルト)が日本球界史上初となる2年連続トリプルスリーを達成するなど平成生まれの選手たちが球界を引っ張っている。

 平成生まれの野手限定の通算打点数をみると、平成元年生まれの中田翔(日本ハム)の576打点が最も多い。特にこの3年間は14年が100打点、15年が102打点、16年が110打点と3年連続で100打点を継続中。ちなみに最近5年間で462打点をあげているが、これはNPBに所属する選手の中で最も多い。

 2位は中田の高校の1学年後輩・浅村栄斗(西武)の通算419打点だ。浅村は、13年に110打点をマークし打点王のタイトルを獲得。14年は55打点に終わったが、15年と16年は80打点以上記録しており、西武の中心打者として活躍する。

 そして3位は平成元年生まれの丸佳浩(広島)と、平成3年生まれの筒香嘉智(DeNA)の通算351打点だ。丸は16年にシーズン自己最多となる90打点を記録しているが、その他のシーズンは60打点前後を推移している。昨季の打点王筒香は、14年が77打点、15年が93打点、16年が110打点と近年打点数を伸ばしている印象だ。

 その他、平成生まれの通算打点数トップ10は以下の通り。

【平成生まれの通算打点数トップ10】
1位 中田翔(日本ハム)
通算打点:576打点
平成元年生まれ 10年目/27歳

2位 浅村栄斗(西武)
通算打点:419打点
平成2年生まれ 9年目/26歳

3位 丸佳浩(広島)
通算打点:351打点
平成元年生まれ 10年目/27歳

3位 筒香嘉智(DeNA)
通算打点:351打点
平成3年生まれ 8年目/25歳

5位 山田哲人(ヤクルト)
通算打点:318打点
平成4年生まれ 7年目/24歳

6位 鈴木大地(ロッテ)
通算打点:215打点
平成元年生まれ 6年目/27歳

6位 菊池涼介(広島)
通算打点:215打点
平成2年生まれ 6年目/26歳

8位 今宮健太(ソフトバンク)
通算打点:200打点
平成3年生まれ 8年目/25歳

9位 中村晃(ソフトバンク)
通算打点:199打点
平成元年生まれ 10年目/27歳

10位 西川遥輝(日本ハム)
通算打点:174打点
平成4年生まれ 7年目/24歳

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