山川穂高 ,
西武の山川穂高

◆ 西武・山川はブレイク間近

 昨季は“神ってる”活躍で25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した鈴木誠也(広島)、3年目の昨季10勝を挙げ新人王に輝いた高梨裕稔(日本ハム)、育成からシーズン途中に支配下登録となり11本塁打を放った原口文仁(阪神)などがブレイクした。

 鈴木、高梨、原口などがブレイクしたが、今季一気に才能を開花しそうな選手を見ると、山川穂高(西武)が当てはまりそうだ。山川はプロ1年目の14年に二軍で本塁打王、打点王のタイトルを獲得。将来の大砲候補として期待されたが、2年目まで一軍で放った本塁打数はわずかに2本だった。

 プロ3年目の昨季、7月までに一軍で放った本塁打数は3本だったが、8月に入るとスタメンでの出場が増え、17試合に出場して5本塁打。9月は18試合に出場して、6本と本塁打を量産した。今季に向けて、期待がもてる内容でシーズンを終了した。4年目の今季は、中村剛也、メヒアとともに本塁打を量産し、チームをリーグ優勝に導く活躍をしたいところだ。

 吉田正尚(オリックス)もそうだ。ルーキーイヤーだった昨季は、故障で離脱することが多かったが、63試合に出場して、打率.290、10本塁打、34打点。新人離れした打撃力をみせた。今季は、打線の核だった糸井嘉男が阪神へFA移籍し、吉田にかかる期待位は大きい。故障なく1年間戦うことができれば、ブレイクする可能性は十分にありそうだ。

◆ 広島・戸田も先発で期待

 投手は戸田隆矢(広島)が、ブレイク間近といえるだろう。戸田は昨季7月10日の阪神戦でプロ初完封勝利を挙げるなど4勝をマークしたが、この登板後に左手を負傷。一軍のマウンドに帰ってくることなくシーズンを終えた。

 すでに14年と15年にリリーフで30試合以上登板している投手ではあるが、先発として一気にブレイクする可能性を秘めている。

 その他、鳥谷敬(阪神)と遊撃のレギュラーを争う北條史也(阪神)、昨年12月に放送された「中居正広のプロ野球魂」(テレビ朝日系)で阿部慎之助が選ぶ侍ジャパンに指名された砂田毅樹(DeNA)などがいる。

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この記事を書いたのは

岩下雄太

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