1日にプロ野球はキャンプイン。今季もカミネロ(巨人)、ジェンセン(ソフトバンク)、アラウホ(中日)など多くの新外国人選手が入団した。新外国人の活躍がチームの命運を分けることも少なくない。ここでは、最近5年間でソフトバンクの新外国人選手がどんな成績を残したのか見ていきたい。
この5年間では、日本で経験のある外国人が成功している印象だ。サファテは西武から加入した1年目の14年、37セーブを挙げ、リーグ優勝と日本一に貢献。2年目以降も15年(41セーブ)と16年(43セーブ)にリーグ最多セーブのタイトルを獲得するなど、絶対的な守護神として君臨する。
一方で、自前で獲得した外国人は15年加入のバンデンハーク、16年加入のスアレスが好成績を残したが、失敗したケースが多かった。特にメジャー時代に最多勝のタイトルを獲得したペニーは、わずか1試合の登板にとどまり、シーズン途中に退団した。
最近5年間の新外国人1年目の成績は以下の通り。
【2012年】
この年のソフトバンクは、途中加入した選手を含めると7人の外国人選手を獲得。前年タイガースで11勝を挙げるなど、メジャー通算119勝の実績を引っさげ加入したペニーが0勝に終わり、シーズン途中に退団。ドイル、ロメロ、ピントなど活躍できなかった外国人が多かった。
苦戦した外国人が多かった中、ペーニャはチーム最多の21本塁打、76打点を記録するなど、チームを引っ張った。
<投手>
ペニー
12年成績:1試 0勝1敗 防10.80
ドイル
12年成績:3試 1勝1敗 防3.55
☆途中加入
ロメロ
12年成績:3試 0勝0敗 防10.13
☆シーズン途中に巨人とのトレードで加入
ピント
12年成績:2試 1勝1敗 防7.36
カストロ
12年成績:3試 0勝0敗 防6.00
<打者>
ペーニャ
12年成績:130試 率.280 本21 点76
アレン
12年成績:12試 率.171 本0 点1
☆シーズン途中に加入
【2013年】
13年はパディーヤ、ラヘア、途中加入のラヘアが新加入選手としてプレー。
左の長距離砲として期待されたラヘアは、3・4月こそ打率.306、6本塁打、21打点の成績を残したが、5月に入ると日本の投手陣に苦しんだ。結局、打率.230でシーズンを終え、同年限りで退団した。
<投手>
オセゲラ
13年成績:6試 3勝1敗 防2.00
☆シーズン途中に加入
パディーヤ
13年成績:16試 3勝6敗 防3.84
<野手>
ラヘア
13年成績:111試 率.230 本16 点57
【2014年】
14年はウルフ、スタンリッジ、サファテ、李大浩と日本でプレーしたことのある外国人を多く獲得した。
スタンリッジは11勝を挙げ、サファテは守護神として37セーブ、防御率1.05と抜群の安定感を誇った。打者では李大浩が4番打者として全144試合にスタメン出場し、打率.300、68打点の活躍でリーグ優勝に貢献した。
<投手>
ウルフ
14年成績:8試 4勝2敗 防3.04
☆日本ハムから加入
スタンリッジ
14年成績:26試 11勝8敗 防3.30
☆阪神から加入
サファテ
14年成績:64試 7勝1敗37S 防1.05
☆西武から加入
<野手>
李大浩
14年成績:144試 率.300 本19 点68
☆オリックスから加入
カニザレス
14年成績:8試 率.308 本0 点2
【2015年】
前年は5人の外国人を獲得したが、15年はバンデンハークのみ。
バンデンハークは外国人枠の関係で春先は一軍登板がなかったが、来日初登板となった6月14日の広島戦で6回2失点に抑え、来日初勝利をマーク。その後も、1度も敗れることなく、9勝0敗でシーズンを終えた。
<投手>
バンデンハーク
15年成績:15試 9勝0敗 防2.52
【2016年】
16年も加入した外国人は、スアレスのみ。
スアレスは開幕を二軍で迎えたが、4月9日に一軍登録されると、勝ちパターンの8回を担った。来日1年目の昨季は58試合に登板して、防御率3.19の成績を残した。
<投手>
スアレス
16年成績:58試 2勝6敗1S 防3.19
【2017年】
ジェンセン
ポジション:内野手
生年月日:88年5月20日
投/打:左/右
身長/体重:190センチ/109キロ
この5年間では、日本で経験のある外国人が成功している印象だ。サファテは西武から加入した1年目の14年、37セーブを挙げ、リーグ優勝と日本一に貢献。2年目以降も15年(41セーブ)と16年(43セーブ)にリーグ最多セーブのタイトルを獲得するなど、絶対的な守護神として君臨する。
一方で、自前で獲得した外国人は15年加入のバンデンハーク、16年加入のスアレスが好成績を残したが、失敗したケースが多かった。特にメジャー時代に最多勝のタイトルを獲得したペニーは、わずか1試合の登板にとどまり、シーズン途中に退団した。
最近5年間の新外国人1年目の成績は以下の通り。
【2012年】
この年のソフトバンクは、途中加入した選手を含めると7人の外国人選手を獲得。前年タイガースで11勝を挙げるなど、メジャー通算119勝の実績を引っさげ加入したペニーが0勝に終わり、シーズン途中に退団。ドイル、ロメロ、ピントなど活躍できなかった外国人が多かった。
苦戦した外国人が多かった中、ペーニャはチーム最多の21本塁打、76打点を記録するなど、チームを引っ張った。
<投手>
ペニー
12年成績:1試 0勝1敗 防10.80
ドイル
12年成績:3試 1勝1敗 防3.55
☆途中加入
ロメロ
12年成績:3試 0勝0敗 防10.13
☆シーズン途中に巨人とのトレードで加入
ピント
12年成績:2試 1勝1敗 防7.36
カストロ
12年成績:3試 0勝0敗 防6.00
<打者>
ペーニャ
12年成績:130試 率.280 本21 点76
アレン
12年成績:12試 率.171 本0 点1
☆シーズン途中に加入
【2013年】
13年はパディーヤ、ラヘア、途中加入のラヘアが新加入選手としてプレー。
左の長距離砲として期待されたラヘアは、3・4月こそ打率.306、6本塁打、21打点の成績を残したが、5月に入ると日本の投手陣に苦しんだ。結局、打率.230でシーズンを終え、同年限りで退団した。
<投手>
オセゲラ
13年成績:6試 3勝1敗 防2.00
☆シーズン途中に加入
パディーヤ
13年成績:16試 3勝6敗 防3.84
<野手>
ラヘア
13年成績:111試 率.230 本16 点57
【2014年】
14年はウルフ、スタンリッジ、サファテ、李大浩と日本でプレーしたことのある外国人を多く獲得した。
スタンリッジは11勝を挙げ、サファテは守護神として37セーブ、防御率1.05と抜群の安定感を誇った。打者では李大浩が4番打者として全144試合にスタメン出場し、打率.300、68打点の活躍でリーグ優勝に貢献した。
<投手>
ウルフ
14年成績:8試 4勝2敗 防3.04
☆日本ハムから加入
スタンリッジ
14年成績:26試 11勝8敗 防3.30
☆阪神から加入
サファテ
14年成績:64試 7勝1敗37S 防1.05
☆西武から加入
<野手>
李大浩
14年成績:144試 率.300 本19 点68
☆オリックスから加入
カニザレス
14年成績:8試 率.308 本0 点2
【2015年】
前年は5人の外国人を獲得したが、15年はバンデンハークのみ。
バンデンハークは外国人枠の関係で春先は一軍登板がなかったが、来日初登板となった6月14日の広島戦で6回2失点に抑え、来日初勝利をマーク。その後も、1度も敗れることなく、9勝0敗でシーズンを終えた。
<投手>
バンデンハーク
15年成績:15試 9勝0敗 防2.52
【2016年】
16年も加入した外国人は、スアレスのみ。
スアレスは開幕を二軍で迎えたが、4月9日に一軍登録されると、勝ちパターンの8回を担った。来日1年目の昨季は58試合に登板して、防御率3.19の成績を残した。
<投手>
スアレス
16年成績:58試 2勝6敗1S 防3.19
【2017年】
ジェンセン
ポジション:内野手
生年月日:88年5月20日
投/打:左/右
身長/体重:190センチ/109キロ