ニュース 2017.02.11. 10:00

リリーフ陣が奮闘!最近5年間のヤクルトの外国人は?

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2015年から16年途中までヤクルトでプレーしたオンドルセク

最近5年間の新外国人成績


 1日にプロ野球はキャンプイン。今季もカミネロ(巨人)、ジェンセン(ソフトバンク)、アラウホ(中日)など多くの新外国人選手が入団した。新外国人の活躍がチームの命運を分けることも少なくない。ここでは、最近5年間でヤクルトの新外国人選手がどんな成績を残したのか見ていきたい。

【2012年】

 12年はミレッジとロマンを獲得したが、2人とも一定の成績を残した。

 ミレッジは入団前に素行面が心配されたが、精神面で崩れることはなく、1年間一軍でプレー。本塁打はリーグ4位の21本を記録し、打率(.300)と打点(65)もリーグ5位に入る活躍を見せた。

 ロマンは9勝11敗と2つの負け越しを作ったが、1年間先発ローテーションを守り、165回2/3を投げ抜いた。

<投手>
ロマン
12年成績:26試 9勝11敗 防3.04

<野手>
ミレッジ
12年成績:125試 率.300 本21 点65

【2013年】

 バレンティン、ミレッジ、ロマン、バーネットと活躍している助っ人が多かったことも関係しているのか、この年獲得した外国人は途中加入のラルーのみ。

 先発候補として期待されたが、来日初登板となった6月2日のロッテ戦で、6回2/3を投げて3失点に抑えたが、この試合で1試合3ボークを記録するなど苦しんだ。続く6月9日の日本ハム戦、16日のオリックス戦、25日のDeNA戦に先発するも結果を残せず。8月11日のDeNA戦に再び先発したが、3回8失点でノックアウトされた。

<投手>
ラルー
13年成績:5試 0勝2敗 防9.00
☆途中加入

【2014年】

 前年チーム防御率リーグ5位の4.26と苦しんだこともあり、この年もナーブソン、カーペンターの2人の助っ人投手を獲得した。

 ナーブソンは先発ローテーションの一角として期待されたが、4勝11敗と大きく負け越し。カーペンターも32試合に登板したが、防御率4.73といまひとつな成績だった。

<投手>
ナーブソン
14年成績:24試 4勝11敗 防4.53

カーペンター
14年成績:32試 1勝2敗3S 防4.73

【2015年】

 14年ぶりにリーグ優勝を達成したこの年、オンドルセクがリーグ優勝に大きく貢献した。

 ヤクルトに加入する前年まで、メジャーで5年連続40試合以上に登板したオンドルセク。新天地となったヤクルトでも、守護神のバーネットに繋ぐセットアッパーとして、勝ち試合の8回を任された。

 登板数は72試合を数え、ホールド数はリーグトップの33ホールドを記録。オンドルセクが加入したことで、不振が続いていたバーネットが復活するなど、チームに好影響をもたらした。

<投手>
オンドルセク
15年成績:72試 5勝2敗 防2.05

<野手>
デニング
15年成績:64試 率.222 本4 点22
☆途中加入

【2016年】

 リーグ2連覇を目指した昨季は、ロマン、バーネットと前年のリーグ優勝に貢献した助っ人リリーフ陣が退団。新たに中継ぎ、抑え候補にペレスとルーキを獲得した。

 左のペレスは開幕から5試合連続無失点と好スタートを切ったが、4月19日の阪神戦で4点を失い敗戦投手となると、その後は不安定な投球が続き、結局19試合の登板にとどまった。

 一方、ルーキは8月19日の広島戦で4失点するなど、大量失点を喫したシーンも何度か見られたが、シーズンを通して安定した投球を披露。シーズン途中に抑えに転向した秋吉亮に繋ぐセットアッパーとしての役割を果たした。

<投手>
ペレス
16年成績:19試 2勝2敗 防8.02

デイビーズ
16年成績:15試 4勝5敗 防4.39

ルーキ
16年成績:69試 6勝6敗 防3.06

<野手>
ジェフン
16年成績:17試 率.225 本0 点2
☆途中加入


今季加入した外国人


【2017年】

ブキャナン
生年月日:1989年5月11日
出身地:アメリカ
ポジション:投手
身長/体重:191センチ/90キロ
投/打:右投/右打

オーレンドルフ
生年月日:1982年8月8日
出身地:アメリカ
ポジション:投手
身長/体重:193センチ/108キロ
投/打:右投/右打

ギルメット
生年月日:1987年7月27日
出身地:アメリカ
ポジション:投手
身長/体重:188センチ/90キロ
投/打:右投/右打

グリーン
生年月日:1989年6月30日
出身地:アメリカ
ポジション:内野手
身長/体重:193センチ/115キロ
投/打:右投/左打

リリーフで獲得した投手が活躍


 この5年間をみると、助っ人外国人投手はリリーフで活躍した傾向が強い。

 15年に加入したオンドルセクは、1年目に72試合に登板して、防御率2.05と守護神・バーネットに繋ぐセットアッパーとして活躍。14年ぶりのリーグ優勝の立役者となった。しかし2年目の昨季は、開幕から抑えを任されていたが、自身の問題行動等でシーズン途中に退団した。

 ロマンは入団した12年に先発ローテーションの一角として9勝を挙げたが、4年目の15年には先発・中継ぎの両方をこなし、61試合に登板。昨季加入したルーキは、秋吉亮に繋ぐセットアッパーとして69試合に登板し、防御率3.06を記録した。

 リリーフとして活躍した助っ人が多かった一方で先発は、13年のラルー、14年のナーブソン、16年のデイビーズなど思うような結果を残せなかった。

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