ニュース 2017.02.13. 18:00

ベールを脱いだヤクルトの“最高額助っ人”・オーレンドルフ

無断転載禁止
ヤクルトのオーレンドルフ

他球団007が集結


 浦添のブルペンが異様な雰囲気に包まれた。

 11日のヤクルト・浦添キャンプ。夫人の出産のため、来日が遅れていた新助っ人ロス・オーレンドルフが初めてのブルペン入り。“遅れてきた男”を目当てに、各球団の“007”が浦添に集まったのだ。

 8日に沖縄入りしてきた193センチの長身右腕。メジャーでは9年間で209試合に登板し、30勝をマークした。長身から放たれる角度ある速球とスライダー、チェンジアップを武器に、2009年にはメジャーの舞台で2ケタ勝利(11勝10敗)を記録している。

 投球をはじめると、まずどよめきが起こったのがそのフォームだ。外国人投手としては珍しいワインドアップからの投球。初めてということで、“投げ込み”というよりは軽めのブルペン“調整”程度となったものの、ライバル球団のスカウトやスコアラーは最後まで熱視線を送っていた。


「10年ぶりの2ケタ勝利」を...。


 今年で35歳とやや高齢ではあるが、年俸は1億7600万円(推定)。来日1年目の助っ人投手としては球団史上最高額での契約と言うから、大きな期待が見て取れる。

 まず目標としてもらいたいのが、「10勝」という数字だろう。

 ヤクルトの助っ人外国人といえば、比較的“当たり”が多い印象があるが、近年の投手陣を振り返ってみるとトニー・バーネットやローガン・オンドルセク、オーランド・ロマン、林昌勇などなど、成功した投手はリリーフが多い。

 では、先発投手は...?上で触れた目標の「10勝」、これを1年目から達成したのは、なんと2007年のセス・グライシンガーまでさかのぼる。

 惜しかったのは2012年のロマン。26試合すべてで先発したが9勝に終わり、2ケタにはあと一歩届かず。翌年からはリリーフに転向した。

 思えばバーネットも元はと言えば先発。1年目は16試合中15試合で先発。4勝5敗と結果を残すことができず、1度は自由契約となったが、再契約を結んだ後にリリーフに転向すると、最終的には不動のクローザーとして君臨。2015年にはリーグ制覇を置き土産にメジャー復帰を果たすと、レンジャーズでも地区優勝に貢献した。

 近年の優良助っ人たちを持ってしても超えられなかった壁。来日1年目助っ投として10年ぶりの2ケタ勝利へ...。“球団史上最高額右腕”にかかる期待は大きい。

【PR】東京ヤクルトスワローズを観戦するなら「DAZN Baseball」

Bクラスからの王座奪還を目指すヤクルトは村上宗隆と山田哲人の復活がカギを握る。2年目の吉村貢司郎を筆頭に若手投手の成長にも注目!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

ポスト シェア 送る
  • ALL
  • De
  • 西