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ベールを脱いだヤクルトの“最高額助っ人”・オーレンドルフ

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ヤクルトのオーレンドルフ

他球団007が集結


 浦添のブルペンが異様な雰囲気に包まれた。

 11日のヤクルト・浦添キャンプ。夫人の出産のため、来日が遅れていた新助っ人ロス・オーレンドルフが初めてのブルペン入り。“遅れてきた男”を目当てに、各球団の“007”が浦添に集まったのだ。

 8日に沖縄入りしてきた193センチの長身右腕。メジャーでは9年間で209試合に登板し、30勝をマークした。長身から放たれる角度ある速球とスライダー、チェンジアップを武器に、2009年にはメジャーの舞台で2ケタ勝利(11勝10敗)を記録している。

 投球をはじめると、まずどよめきが起こったのがそのフォームだ。外国人投手としては珍しいワインドアップからの投球。初めてということで、“投げ込み”というよりは軽めのブルペン“調整”程度となったものの、ライバル球団のスカウトやスコアラーは最後まで熱視線を送っていた。


「10年ぶりの2ケタ勝利」を...。


 今年で35歳とやや高齢ではあるが、年俸は1億7600万円(推定)。来日1年目の助っ人投手としては球団史上最高額での契約と言うから、大きな期待が見て取れる。

 まず目標としてもらいたいのが、「10勝」という数字だろう。

 ヤクルトの助っ人外国人といえば、比較的“当たり”が多い印象があるが、近年の投手陣を振り返ってみるとトニー・バーネットやローガン・オンドルセク、オーランド・ロマン、林昌勇などなど、成功した投手はリリーフが多い。

 では、先発投手は...?上で触れた目標の「10勝」、これを1年目から達成したのは、なんと2007年のセス・グライシンガーまでさかのぼる。

 惜しかったのは2012年のロマン。26試合すべてで先発したが9勝に終わり、2ケタにはあと一歩届かず。翌年からはリリーフに転向した。

 思えばバーネットも元はと言えば先発。1年目は16試合中15試合で先発。4勝5敗と結果を残すことができず、1度は自由契約となったが、再契約を結んだ後にリリーフに転向すると、最終的には不動のクローザーとして君臨。2015年にはリーグ制覇を置き土産にメジャー復帰を果たすと、レンジャーズでも地区優勝に貢献した。

 近年の優良助っ人たちを持ってしても超えられなかった壁。来日1年目助っ投として10年ぶりの2ケタ勝利へ...。“球団史上最高額右腕”にかかる期待は大きい。

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