ユニフォームは釜田佳直の『21』を拝借
楽天キャンプにテスト生として参加している久保裕也投手が16日、韓国・ハンファとの練習試合に登板し、1イニングを無失点に抑えた。
久保は3回無失点と好投した先発・安楽智大に代わり、0-0の4回から2番手として登板。先頭打者に絶妙なバント安打を決められたが、次打者を一ゴロに打ち取ると、自らベースカバーに入り落ち着いて1つ目のアウトを奪った。
一死二塁の場面で打席には4番ロサリオを迎えたが、ここでもボールを丁寧に低目に集め、最後は変化球で空振り三振。三盗を試みた二塁走者を女房役の下妻貴寛が好送球で刺し、三振併殺でピンチを脱した。
久保は1イニングを投げ、1安打1奪三振無失点の内容。丁寧な投球と落ち着いたマウンド捌きを披露し、楽天首脳陣へのアピールに成功した。かつて巨人、DeNAでプレーしたベテラン右腕は、通算427試合に登板し、47勝35敗36セーブ、防御率3.50の実績を誇る。なお、テストは本日16日で終了する予定となっている。