縦じまではないけれど...
デトロイト・タイガースは現地時間20日(日本時間21日)、かつて阪神で活躍した外野手マット・マートンとマイナー契約を結んだことを発表した。
マートンは2010年に阪神に入団すると、来日1年目から打率.349のハイアベレージをマーク。214安打を放ち、いきなり当時のシーズン安打の日本記録を更新するなど、ファンに鮮烈なインパクトを残す。
以降、通算6年のプレーで4度の打率3割超えをマークし、首位打者1回、最多安打は3回も獲得。球団史に残る優良助っ人として、厳しいファンからも愛された。
昨季はアメリカに戻ってカブスとマイナー契約。3Aでは76試合の出場で打率.314を記録するも、ワールドチャンピオンに登りつめたチームの分厚い層を破ることが出来ず、メジャー昇格は叶わなかった。
昨オフFAとなってからなかなか所属先が決まらなかったが、ようやく新天地が決定。もう一度“タイガース”のユニフォームに袖を通すべく、新たな戦いがはじまる。