ニュース 2017.02.25. 11:00

WBC組がシーズンの開幕投手を任されたケースは?

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第1回WBCに出場した上原浩治

開幕戦回避が多いWBC組


 楽天の梨田昌孝監督は、今季の開幕投手にFAで西武から加入した岸孝之に託すと明言した。楽天の開幕投手といえば、新人の2013年から4年連続で則本昂大が務めてきたが、開幕前に行われる『第4回 ワールドベースボールクラシック』(WBC)の日本代表に選出されたため、岸が大役を担うことになった。

 過去3大会を振り返っても、第3回大会に出場した前田健太(当時広島)、田中将大(当時楽天)などが開幕戦での登板を回避しており、2戦目以降に先発する投手が多い印象だ。


第1回大会は上原のみ


 WBC終了からシーズン開幕までの調整が短い中、開幕戦を務めた投手もいる。第1回大会では、上原浩治(当時巨人)がそうだ。上原はWBCで松坂大輔(当時西武)とともに、日本のエースとして3試合に登板し、2勝を挙げ世界一の立役者となった。特に準決勝の韓国戦では、7回を無失点の好投でチームの勝利に大きく貢献した。

 上原はWBCで最終登板となった3月18日の準決勝・韓国戦から、13日後に行われた31日の横浜との開幕戦に先発。横浜打線を9回8安打2失点に抑え完投勝利。WBCでの疲労を感じさせない投球を見せた。

【2006年】
上原浩治(巨人)


パは6球団中4球団がWBC組が開幕投手


 第2回大会は、準決勝・決勝で抑えを務めたダルビッシュ有(当時日本ハム)、3試合に登板した涌井秀章(当時西武)、全投手最多の20イニングを投げた岩隈久志(当時楽天)、第2ラウンドの韓国戦に2番手で登板した小松聖(オリックス)の4人がシーズンの開幕投手を務めた。

 開幕戦でいきなりダルビッシュと岩隈の投げ合いが実現。ダルビッシュは9回を3失点に抑えるも、日本ハム打線を6回1失点に抑えた岩隈に軍配があがった。

 ロッテ戦に先発した涌井は、6回7安打2失点と試合をしっかり作り、白星を手にした。小松はWBCでの登板も少なかったことも関係しているのか、ソフトバンク戦に先発するも5回7失点でKOされた。

【2009年】
ダルビッシュ有(日本ハム)
涌井秀章(西武)
岩隈久志(楽天)
小松 聖(オリックス)


前回大会は摂津のみ


 前回大会は前田、田中、内海哲也(巨人)、能見篤史(阪神)といった投手たちが開幕戦の登板を回避する中、摂津正(ソフトバンク)がWBC組で唯一先発。

 WBCで3試合に登板した摂津は、楽天との開幕戦に先発し、6回を1失点に抑え、ルーキー・則本との投げ合いを制した。

 今年はソフトバンク、楽天、ロッテはすでに開幕投手を公表しており、武田翔太、則本、石川歩が開幕戦のマウンドにあがらないことが濃厚。その中で、WBC組から何人がシーズンの開幕投手を務めるだろうか。

【2013年】
摂津正(ソフトバンク)

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