ニュース 2017.03.01. 06:00

【侍ジャパン】連敗スタートにも冷静な指揮官「7日に向けて上げていくだけ」

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 第4回ワールド・ベースボール・クラシックに臨む侍ジャパンが28日、福岡ヤフオク!ドームで行われたCPBL選抜チャイニーズ・タイペイとの壮行試合に臨み、5-8で敗れた。

 日本同様、開幕を1カ月後に控えるCPBL選抜打線に17安打を許した投手陣だったが、公式会見に出席した小久保裕紀監督は「試したいボールもあったと思うので、結果はそこまで気にしていない」と述べ、「使うボールは何が良かったのか、バッテリー含めて反省は必要だが、やろうとしていることがどの程度できたのかは確認したい」と冷静に語った。

 一方の打線に関して、3安打を放った菊池涼介(広島)の前後を打つ山田哲人(ヤクルト)と坂本勇人(巨人)の状態が今一つ上がっていないことを問われると「7日に向けてあがってくる。信じています」ときっぱり。

 本番まで実戦は残り3試合となったが、「今日までの投手起用は、あらかじめ決まっているスケジュール。打者に関してもある程度は打席数を与え、今日出ていない選手には明日、出場機会を与えようと思っている。そういう戦い。勝つに越したことはないが、7日に向けてどういったことをすれば(状態が)上がってくるかを最優先に考えている」と、3月7日に行われるキューバ代表とのWBC初戦を逆算しての調整であることを強調した。

 侍ジャパンは今後、3月1日にCPBL選抜チャイニーズ・タイペイとの壮行試合第2戦を行い、3月3日からは大阪で行われる強化試合で阪神(3日)&オリックス(5日)と対戦。その後、東京に移動してWBC本大会に臨む。


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