平野、佐藤達がタイトル獲得
昨季最下位に沈んだオリックス。リリーフ陣に目を向けると、吉田一将がチーム最多の26HPを記録したが、守護神・平野佳寿の前に投げるセットアッパーに苦戦した印象だ。
オリックスの最近10年の最多HP投手を振り返ると、09年までは毎年のようにセットアッパーが変更していたが、岡田彰布監督が就任した10年からはリリーフ陣が強化された。10年にそれまで先発を務めていた平野がリリーフに転向すると、同年から3年連続でチーム最多HPを記録。11年には最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。
平野が抑えに転向した13年からは、佐藤達也がセットアッパーに定着。同年から2年連続で最優秀中継ぎ投手に輝き、14年には48HPをマークした。佐藤が不振に陥った15年以降は、30HP以上記録したリリーフは現れていない。
オリックスの最近10年の最多HP投手
07年 18HP 本柳和也
08年 19HP 菊地原毅
09年 23HP 香月良太
10年 39HP 平野佳寿
11年 49HP 平野佳寿
12年 28HP 平野佳寿
13年 42HP 佐藤達也
14年 48HP 佐藤達也
15年 19HP 岸田 護
16年 26HP 吉田一将