ニュース 2017.03.14. 22:15

取られたら即取り返す!“ラッキーボーイ”小林の同点打「積極的に初球からいきました」<日本-キューバ>

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 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で王座奪還を目指す侍ジャパンは14日、2次ラウンド第2戦でキューバと対戦。1点を勝ち越された直後の6回裏、今大会の“ラッキーボーイ”とも言える小林誠司の適時打で試合を振り出しに戻した。


 侍ジャパンは同点に追いついた直後の6回表、オランダ戦の勝利の立役者でもある3番手の増井浩俊がマウンドに上がるも、5番・グラシアルに二塁打を打たれると、続くサードベラを右飛に仕留めたもののグラシアは三塁へ。二死までこぎつけたが、7番・アラルコンに左前安打を許し、再び勝ち越しを許す展開となる。

 しかしその裏、一死から7番・松田宣浩が振り逃げで出塁。キューバの2番手・イエラのワイルドピッチで2塁へ進むと、8番・秋山翔吾は四球を選び一死ながら一二塁で打席には9番の小林誠司。キューバはここまでストッパーを務めてきたラエラを投入するが、昨季の打率.204ながら今大会は打率.417の1本塁打4打点と打撃でも活躍する“ラッキーボーイ”が結果残す。

 「積極的に初球からいきました(小林)」とラエラの1球目に手を出すと、打球はしぶとく三遊間を抜けて左翼前へ。三塁コーチャーの大西コーチが思い切り腕を回すと、松田が二塁から一気に生還。小林の一打で試合を振り出しに戻した。

 打線はその後、1番・山田哲人の場面でダブルスチールを試みるが、三振ゲッツーに終わり、一気に逆転とはいかなかった。
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