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チームの団結力を強調する青木「雰囲気がいいのは間違いない」

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 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の2次ラウンドを突破した侍ジャパンの青木宣親(アストロズ)が16日、都内で行われた記者会見に臨み、東京ラウンドの総括やアメリカで行われる決勝ラウンドに向けた意気込みなどを語った。

 会見の冒頭、1次ラウンド・2次ラウンドと負けなしの6戦全勝で準々決勝進出を決めたことについて尋ねられると、「全勝したというよりは決勝ラウンドに進めたということが大事」とコメント。苦しみながらも勝利を収めてきた過程についても「いい勝ち方だと思う」との見方を示した。


06&09とは異なる団結力


 また、世界一になった2006年や2009年のチームは「イチローさん、福留さん、城島さん、岩村さん、松坂さんといったメジャーリーガーが参加していて、イチローさんを中心に存在感で引っ張っていた印象。それに引っ張られたというところがある」と回想しつつ、現在のチームについては「みんなが引っ張っている」「いい感じでチームの流れがきているような気がする」と一体感を強調し、手ごたえを口にした。

 「誰がみても雰囲気がいいのは間違いない。自分もベンチにいて、それを感じた。円陣を組んだりもしたが、それぞれが自分の役割を探しているというか、そういう姿に見えた。プロフェッショナル。その分、自分ができることを考えて、自分も動いてきた。監督、コーチ、スタッフを含め、色んなコミュニケーションがうまくできたときに、いい結果が出たんじゃないかなと思う」


カギとなったキューバ戦


 カギとなったのは1次ラウンドの初戦となったキューバ戦。青木は「初戦のキューバ戦を取ったのが大きかった。オランダ戦も大切な試合だったけど、初戦の入り方は凄く難しい。練習試合、壮行試合で結果が出なかった分、入りを大事にしていけたところはある。初戦が大きかったと思う」と振り返る。

 そして、そこからの6連勝。その要因については「小久保監督が選手を信頼したことじゃないですかね。トップの人がみんなを信頼して、使ってくれたり声をかけたりするのを見ることで、選手もやらなければいけないと感じるだろうし、責任を持つことになる。その辺がいい感じにプレーに繋がったと思う」と分析し、指揮官のマネジメント力をたたえた。


いよいよ決勝ラウンドへ


 20日(日本時間21日)から始まる決勝ラウンドでは、多くのメジャーリーガーと対峙することになる侍ジャパン。しかし青木は「どれくらいのレベルなのかはわかっているつもり。素晴らしい選手ばかりだけど、日本もチーム全体でやっていけば必ずやっていける。しっかり自信を持ってプレーしていきたい」と心強い言葉を並べる。

 この先、チームが勝つために必要なことを問われると「自信を持ってプレーすれば、結果が出るというのは、みんなが分かっている。今まで通りブレない心が大切」とコメント。「相手はメジャーリーガーだけど、こちらが飲んでかかるくらいじゃないと。相手はむしろそういう気持ちでくる。基本的には今まで通りの戦いをすることが大事」と続け、いかに平常心で臨めるかがカギになると説く。

 東京ラウンドではやや苦しんだ印象もあった青木だが、ここから先は勝手知ったるアメリカの地。第1回大会と第2回大会で“世界一”も経験したチーム最年長の侍にかかる期待は大きい。
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