第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の2次ラウンドを突破した侍ジャパンの小久保裕紀監督が16日、都内で行われた記者会見に臨み、東京プールの総括やアメリカで行われる決勝ラウンドに向けた意気込みなどを語った。
無傷の6連勝でアメリカ行きを決めた侍ジャパンだが、小久保監督は「紙一重の場面が多々あった。そこで日本のほうに勝利の女神が微笑んでくれた場面があった。楽な試合がなかったなかで、選手は一段と成長した」と話し、最も成長した選手に「小林」の名前を挙げた。
また、6連勝という結果については「自分のチームで主力を張っている選手たちが心を一つにして、日本のためにという団結力が一番だったと思う」と述べ、これまで何度も繰り返してきた“結束力”を強調。スタンドに足を運んでくれたファンにも感謝の思いを伝えた。
「連日あれだけのファンの方が東京ドームに足を運んでくれた。球場全体が日本を応援してくれて後押しになったし、選手は地の利を生かしたプレーができたと思う。(アメリカでは)さみしい部分もあるが、あれだけのファンが日本で応援してくれるとしっかりと心に刻みながらグラウンドに立ちたい」。
そして6試合の中でターニングポイントになった場面には、1次ラウンド第2選のオーストラリア戦5回裏、一死満塁の2ボールから岡田がゲッツーをとったシーンをあげ、「あそこで流れがきたと思った」と振り返る。。
侍ジャパンは今後、アリゾナでの練習試合などを経て、決戦の地であるロスに入る。指揮官は「本来なら少し疲労を抜くことにつかいたいが試合がある。調整しながらうまく疲労を抜かないと。あとは時差のこと、気候の違い。アリゾナは暑くて、ロスの夜は寒いなど、事前の情報は入れているが選手たちがしっかり対応していかないといけない」と気持ちを引き締める。
打撃陣に関しては「試すことはない。打席数はなるべく全選手に与えたい」と話し、テストよりも調整的な意味合いが強いことを明かした。一方の投手陣については「まだピッチングコーチとは話してはいないけど、本番に向けて中継ぎの投手は1試合は投げたいと思うので、どちらかで投げさせようと。あとはしっかりと先発を決めたいと思う」との考えを示した。
今まで遥か遠方に見えていた“世界の頂”まであと2つ。「準決勝がすべてだと思って、あらゆる策を講じる」と語る小久保監督。まずは22日の準決勝に全精力を注ぐ。
無傷の6連勝でアメリカ行きを決めた侍ジャパンだが、小久保監督は「紙一重の場面が多々あった。そこで日本のほうに勝利の女神が微笑んでくれた場面があった。楽な試合がなかったなかで、選手は一段と成長した」と話し、最も成長した選手に「小林」の名前を挙げた。
団結力のたまもの
「連日あれだけのファンの方が東京ドームに足を運んでくれた。球場全体が日本を応援してくれて後押しになったし、選手は地の利を生かしたプレーができたと思う。(アメリカでは)さみしい部分もあるが、あれだけのファンが日本で応援してくれるとしっかりと心に刻みながらグラウンドに立ちたい」。
そして6試合の中でターニングポイントになった場面には、1次ラウンド第2選のオーストラリア戦5回裏、一死満塁の2ボールから岡田がゲッツーをとったシーンをあげ、「あそこで流れがきたと思った」と振り返る。。
いざアメリカへ
侍ジャパンは今後、アリゾナでの練習試合などを経て、決戦の地であるロスに入る。指揮官は「本来なら少し疲労を抜くことにつかいたいが試合がある。調整しながらうまく疲労を抜かないと。あとは時差のこと、気候の違い。アリゾナは暑くて、ロスの夜は寒いなど、事前の情報は入れているが選手たちがしっかり対応していかないといけない」と気持ちを引き締める。
打撃陣に関しては「試すことはない。打席数はなるべく全選手に与えたい」と話し、テストよりも調整的な意味合いが強いことを明かした。一方の投手陣については「まだピッチングコーチとは話してはいないけど、本番に向けて中継ぎの投手は1試合は投げたいと思うので、どちらかで投げさせようと。あとはしっかりと先発を決めたいと思う」との考えを示した。
今まで遥か遠方に見えていた“世界の頂”まであと2つ。「準決勝がすべてだと思って、あらゆる策を講じる」と語る小久保監督。まずは22日の準決勝に全精力を注ぐ。