日本ハムの開幕投手といえば
『第4回ワールドベースボールクラシック』(WBC)で日本の野球ファンが盛り上がる中、プロ野球もシーズン開幕に向けてオープン戦、真っただ中である。
プロ野球の開幕でいうと、誰が開幕のマウンドを務めるのか大きな注目が集まる。日本ハムの最近10年の開幕投手をみると、ダルビッシュ有が5度、大谷翔平が2度、武田勝、斎藤佑樹、吉川光夫が1度務めている。
現在レンジャーズでプレーするダルビッシュは、07年から5年連続で大役を担っているが、勝ち星を挙げたのは小林宏之と投げ合った08年のロッテ戦のみ。この年は、9回を一人で投げ抜き完封勝利を収めた。しかし、その他のシーズンでは09年と10年は9回を投げ抜いたが完投負け。当時西武のエース・涌井秀章と投げ合った11年は、7回7失点で敗戦投手になるなど、開幕戦では結果を残すことができなかった。
ダルビッシュに次いで2度の開幕投手を務めた大谷翔平は、15年の楽天戦で初の大役を任され、5回2/3を投げ1失点に抑え、ダルビッシュ有が成し遂げることができなかった高卒3年目での開幕戦勝利となった。
そして、今季は昨季チーム最多の11勝を挙げた有原航平の開幕投手内定が決まった。有原は開幕戦でどのような投球を見せるのか注目だ。
日本ハムの最近10年の開幕投手一覧
07年 ダルビッシュ有
- 6回 5安打 4失点
08年 ダルビッシュ有
○9回 4安打 0失点
09年 ダルビッシュ有
●9回 8安打 3失点
10年 ダルビッシュ有
●9回 7安打 5失点
11年 ダルビッシュ有
●7回 7安打 7失点
12年 斎藤佑樹
○9回 4安打 1失点
13年 武田勝
- 3回1/3 5安打 2失点
14年 吉川光夫
- 5回2/3 7安打 3失点
15年 大谷翔平
○5回2/3 3安打 1失点
16年 大谷翔平
●7回 5安打 3失点