ニュース 2017.03.27. 16:54

大阪桐蔭、打ち合い制して8強!静岡は0-6から一時逆転も…

【第89回選抜野球大会】
大阪桐蔭 11 - 8 静岡
<3月27日 2回戦>

 春のセンバツ・大会8日目の第3試合は大阪桐蔭(大阪)が秋の東海王者・静岡を破ってベスト8進出を決めた。

 初回からド派手な打ち合いとなったこの試合。大阪桐蔭は相手のエラーで先制すると、根尾の犠飛で加点した後、山田と福井の連続適時打で追加点。一死を挟んで横川にも適時打が飛び出し、1回表に一挙6点を刻む。

 ところがその裏、先発の横川が誤算。無死満塁から成瀬に二塁打を浴びて3点を失うと、つづくピンチで藤田にも適時打を浴びて失点。暴投で走者を進めたところで早くも香川と交代になると、代わった香川も稲角と小柳に適時打を許して6-6の同点とされてしまった。

 さらに2回には3番手の徳山が森に適時打を浴びて6-7。試合をひっくり返されると、7回にも1点を失い、万事休す...かと思われた。

 ところが大阪桐蔭は8回に1点を返すと、坂之下の適時打で同点。さらに盗塁と捕逸で三塁まで進むと、西島がライトへ勝ち越しの三塁打。9-8と逆転に成功した。

 さらに9回にも山本の適時二塁打と山田の適時二塁打で加点した大阪桐蔭が、11-8で逆転勝ち。大量失点も持ち前の打撃力が炸裂し、ベスト8進出を掴んだ。

 一方の静岡は0-6から逆転まで持ち込んだものの、投手陣が強力打線に屈して逆転負け。両軍合わせて24安打の打ち合いに敗れた。



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