西武は30日、昨季に引き続き、炭谷銀仁朗、栗山巧、秋山翔吾が、病気と闘う子どもたちやひとり親家庭のご家族をライオンズ主催試合に招待すると発表した。また、今季からキャプテンに就任した浅村栄斗は、栗山、炭谷が継続して行っている「所沢市手をつなぐ親の会」への待活動の意向に賛同。栗山、炭谷とともに3選手合同で実施することとなった。
今や西武に欠かすことの出来ない4選手。プロ野球選手としての自身の影響力を理解し、フィールドを離れても野球を通じた活動を積極的に行っていく。
◆ 炭谷銀仁朗 2017シーズン活動内容
■「先発出場し、チームが勝利を挙げた試合数」に応じて難病の子どもとその家族を支援
昨年に引き続き2017シーズン公式戦において、炭谷が「先発マスクで出場し、チームが勝利を挙げた試合」毎に1万円を寄付する。
■試合観戦招待
難病と闘う子どもとそのご家族をライオンズ主催試合に招待。(年間120人程を予定)
◆ 栗山巧 2017シーズン活動内容
■小児がんのこどもとその家族を支援
2014年シーズンより支援をしている小児がんの子どもとその家族の支援を今季も継続して行う。小児がんとその家族をライオンズ主催試合に招待。また、小児病棟が必要としている物品を寄付する。(招待は年間120人程を予定)
◆ 秋山翔吾 2017シーズン活動内容
■試合観戦招待
2015年より行っている「ひとり親家庭のご家族ご招待」を今シーズンも実施。(年間160人程を予定)
自身もひとり親家庭で育った秋山は、野球観戦を通じて家族団らんの時間を過ごして欲しいという想いのもと、本活動を実施している。今季より、群馬県のひとり親家庭の家族にも声かけをし、試合観戦に招待する。
◆ 炭谷、栗山、浅村の活動内容
■所沢市の知的障害児や肢体不自由児を招待
3選手が共同で、西武が本拠地を置く所沢市に在住する、知的障害児や肢体不自由児とその家族が集まり、教育・福祉・生活・労働・医療への理解を高めてもらう活動を目的とする「所沢市手をつなぐ親の会」へメットライフドームの年間予約席を寄付する。
昨年までは栗山、炭谷が取組んでいたが、2017シーズンより浅村も本活動に参加する。
◆ 4選手のコメント
▼炭谷銀仁朗
2017シーズンも難病とたたかうこどもとそのご家族を応援します。今年で3年目の取組となりますが、毎回皆さんから熱い応援メッセージの書かれた色紙やお手紙をいただき、僕自身が力をいただいています。
今シーズンもクラウドファウンディングを行います。活動に賛同いただけるファンの皆さん、僕と一緒に支援していただけると嬉しいです。
▼栗山巧
今シーズンもがんや障がいと闘っているこどもたちを球場にご招待します。
僕自身、こどもの頃にプロ野球を生で観戦してたくさんの勇気や元気をもらいました。僕もプロ野球選手として、日々病気と闘っているこどもたちに野球観戦を通じて少しでも元気になってもらいたいと思い、今シーズンも招待や寄付活動を行います。
▼秋山翔吾
今シーズンも引き続きひとり親家庭のご家族を球場にご招待します。
普段なかなか一緒にいる時間がないかもしれませんが、野球観戦をきっかけに親子水入らずの時間を過ごしてください。
また皆で球場に来たい!と思っていただけるよう精一杯プレーします!
▼浅村栄斗
今シーズンより先輩方と一緒にご招待活動を開始することに決めました。観戦に来てくださった皆さんにプレーで感動していただけるよう頑張ります!