● 阪神 3 － 5 巨人 ○
＜1回戦　甲子園＞

　昨年4度の対戦で3敗を喫した阪神・岩貞祐太を攻略し、巨人は今年最初の伝統の一戦を制した。

　初回、先頭の中井大介がセンター前ヒットを放つと、一死後、坂本勇人がライト前に運び一、三塁。続く阿部慎之助は四球を選び、満塁とチャンスを広げ、新加入のマギーがタイムリーを放ち幸先よく先制した。なお、二死満塁とチャンスが続き、岡本和真が今季初打点となる2点タイムリーで、この回3点を挙げた。

　巨人は2回にも中井のソロで1点を奪い、昨年苦しめられた岩貞から4点を奪った。試合後、高橋由伸監督は岩貞を攻略したことについて問われると、「去年と今年では当然阪神もこっちも違いますし、データはあるにせよ、新しいシーズンが始まったと思う。去年どうのこうのというのは関係ないと思います。結果的に勝てたし、点が取れたので、向こうが今年は違うと思ってくれればいいんじゃないですか」と淡々と答えていた。

（提供＝ニッポン放送ショウアップナイター）