◆ 2回途中から12人連続アウトをマーク
オリックスのドラフト1位右腕・山岡泰輔が13日、ロッテとの3回戦にプロ初登板初先発。6回まで無失点の好投を見せたが、1点リードの7回に3ランを浴び、球団28年ぶりとなる初登板初白星を逃した。
山岡は立ち上がり制球に苦しんだものの、ロッテの淡泊な打撃にも助けられ無失点スタート。その後は本来の緩急を駆使した投球を取り戻し、2回途中からは12人連続アウトを記録した。
新人を援護した打線は、序盤から好機であと一本が出ず5回まで無得点。しかし6回、一死から6番T-岡田が3号ソロを左中間席へ運び、待望の先取点を奪った。
勝利投手の権利を得た山岡だったが、7回に捕まる。先頭の4番福浦に四球を与えると、続く井上には右翼線への二塁打を打たれ無死二、三塁。さらに6番細谷に甘くなった直球を捉えられると、打球は左中間席へ飛び込む逆転3ランとなった。
山岡はここで降板となり、6回0/3、105球を投げ、5安打5奪三振2四球3失点の内容。勝利投手目前でプロの洗礼を浴びる結果となったが、降板時は本拠地ファンから大きな拍手を浴びた。