ニュース 2017.04.19. 16:00

二軍落ちのロッテ・清田 打球の傾向から見えた“異常”とは…

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ロッテ・清田育宏

2年前にブレイクも…


 チーム打率.193は12球団ワースト...。ロッテが苦しい戦いを強いられている。

 打線は主将の鈴木大地が打率.360と奮闘を見せているものの、昨年の首位打者・角中勝也が戦線離脱。17日には清田育宏も不振で登録抹消となるなど、なかなか光が差してこない状況だ。


 抹消となった清田は、11試合の出場で打率.121(33-4)と低迷。本塁打は0で打点は1つと、チームを象徴するかのような深刻な打撃不振に陥っていた。

 2015年に打率.317、本塁打15とキャリアハイの成績を残し、大ブレイクを果たした清田。ところが、昨季は106試合の出場で打率.225と大きく数字を落とし、悔しい一年を過ごす。

 逆襲にかける今年も、キャンプ中に左肩を脱臼。開幕してからもその打棒は戻ることなく、4月8日から16日にかけては18打席連続で無安打に終わるなど、全く打てていなかった。


目立つ“引っ張り”


 今季の不振の要因としては、『自分らしいバッティング』ができていないことが挙げられる。

 清田といえば本来、打球をレフト、センター、ライトと打ち分けるスプレーヒッターだった。開花した2015年の打球方向を見てみると、左から35%・33%・32%ときれいに打ち分けており、大きく成績を落とした昨年も打球方向は29%・35%・36%。90度のフェアゾーンを広く使う傾向に変わりはなかった。

 しかし、今シーズンの打球方向は左から39%・47%・14%。センターから左方向への“引っ張り”が8割強を占めているのだ。特に8日から16日のヒットがでない時期は、遊ゴロが5つに三ゴロも2つと、“引っ張り”の傾向が顕著に現れている。


 復活へ向けた試行錯誤の最中なのか、はたまた無意識のうちに陥ってしまった症状なのか...。どちらにしても、打撃の調整ができなければ一軍復帰の道は見えてこない。

 幸いにもロッテの二軍には、糸井嘉男や筒香嘉智といった強打者を育てた名伯楽・大村巌がいる。技術的な面でも、また意識の面でも、不振脱却へのヒントを授けてくれるはずだ。

 あまり時間はかけられないが、これをひとつのチャンスと捉えることもできるだろう。復活・逆襲へ向けた新たな戦いは、もう始まっている。

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