日米通算225セーブをマークする阪神の藤川球児。
かつては“火の玉ストレート”を武器に、虎の絶対的な守護神に君臨していた男だが、15年に阪神復帰後は抑えではなく、中継ぎが主戦場になっている。
22日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター巨人-阪神戦』で解説を務めた田尾安志氏は「1つ直せるなら直して欲しいのは、投球間隔」と指摘した。
「(投球間隔が)あまりにも長いんですよ。今までは勝ちゲームの9回の1イニングを投げていたので、守っていてもそれは大丈夫だった」と守護神時代は、自分の投球テンポで投げていても問題がなかったと話す。
現在の藤川は、ビハインドゲームや勝ちゲームの6回、7回を担当することが多い。22日の巨人戦は、1点ビハインドの7回から登板していた。田尾氏は「1点リードされている7回、こういう回は短い時間で終了させてもらいたいですよね。1球1球の間が長いので守っている時間が長いんですよ。守っている選手たちは言いませんけど、もうちょっとスイスイ投げてほしいと思っていますよ」と明かす。
また田尾氏は、投球間隔を短くすることは可能だという。“トルネード投法”で、日米で活躍した野茂英雄氏を例にあげ「野茂は日本で投げているときは投球間が長かったんですよ。こんなに(投球間隔が)長いとメジャーで言われるんじゃないかなと思ったんですけど、メジャーで言われて直せたんですよ。だから藤川も直せるんですよ」と説明した。
今季はここまで5試合に登板して、1勝0敗、防御率3.00の成績を残す藤川。“投球間隔”を修正することが課題となってくる。
(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)
かつては“火の玉ストレート”を武器に、虎の絶対的な守護神に君臨していた男だが、15年に阪神復帰後は抑えではなく、中継ぎが主戦場になっている。
22日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター巨人-阪神戦』で解説を務めた田尾安志氏は「1つ直せるなら直して欲しいのは、投球間隔」と指摘した。
「(投球間隔が)あまりにも長いんですよ。今までは勝ちゲームの9回の1イニングを投げていたので、守っていてもそれは大丈夫だった」と守護神時代は、自分の投球テンポで投げていても問題がなかったと話す。
現在の藤川は、ビハインドゲームや勝ちゲームの6回、7回を担当することが多い。22日の巨人戦は、1点ビハインドの7回から登板していた。田尾氏は「1点リードされている7回、こういう回は短い時間で終了させてもらいたいですよね。1球1球の間が長いので守っている時間が長いんですよ。守っている選手たちは言いませんけど、もうちょっとスイスイ投げてほしいと思っていますよ」と明かす。
また田尾氏は、投球間隔を短くすることは可能だという。“トルネード投法”で、日米で活躍した野茂英雄氏を例にあげ「野茂は日本で投げているときは投球間が長かったんですよ。こんなに(投球間隔が)長いとメジャーで言われるんじゃないかなと思ったんですけど、メジャーで言われて直せたんですよ。だから藤川も直せるんですよ」と説明した。
今季はここまで5試合に登板して、1勝0敗、防御率3.00の成績を残す藤川。“投球間隔”を修正することが課題となってくる。
(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)