○ カブス 3 － 2 カージナルス ●
＜現地時間5月12日　ブッシュ・スタジアム＞

　カブスの上原浩治が12日（日本時間13日）、敵地でのカージナルス戦に救援登板し、1イニングを2奪三振含む3者凡退に抑えた。チームも1点差で逃げ切り、再び貯金生活へ入った。

　上原は3－1の8回に4番手として登板。先頭の2番ファムを見逃し三振に仕留めると、続くカーペンターは右飛。最後は4番ジャーコを再び見逃し三振に退け、相手の上位打線を完璧に封じた。

　上原は3日（同4日）のフィリーズ戦で1回を3者凡退に抑えて以降、これで5月は4試合連続のパーフェクトリリーフ。新天地でもさすがの安定感を発揮し、防御率を2.63とした。

　カブスは序盤から小刻みに加点し、投げては先発のバトラーが6回無失点で今季初勝利。2点リードの9回は守備のミスで1点を返されたが、今季未だ自責点のない守護神・デービスが落ち着いて試合を締めた。