田中将大 ,
4発被弾で8失点KOとなった田中将大

● ヤンキース 7 - 10 アストロズ ○
<現地時間5月14日 ヤンキー・スタジアム>

 ヤンキースの田中将大は現地時間14日(日本時間15日)、本拠地で行われたアストロズとのダブルヘッダー・第2戦に先発登板。ところがこの日は初回から6点を失う大乱調で、2回途中8失点でKO。開幕戦以来となる7戦ぶりの黒星を喫し、自身の連勝も「5」でストップした。

 この日は『母の日』ということで、両チームともピンクを基調とした特別ユニフォームで臨む一戦。さらに、ダブルヘッダーの合間にはデレク・ジーターの永久欠番式典が行われる『ジーターの日』ということもあって、スタンドはヤンキースファンで一杯に埋め尽くされた。

 しかし、そんな“特別な日”を任されたエースに、アストロズの強力打線が容赦なく襲いかかる。

 立ち上がりの先頭打者・スプリンガーにファウルで粘られると、フルカウントからの8球目を捉えられ、打球はセンターバックスクリーンへ。いきなりの先頭打者本塁打で1点を失ってしまう。

 出鼻をくじかれた田中は続くレディックには初球をライトへ弾き返され、なんと先頭から2者連続の被弾。アルテューベは打ち取って最初のアウトを奪うも、コレアとベルトランに連打を浴びて一死一・三塁のピンチ。二死としてから死球で満塁とすると、8番のブレグマンにはレフトスタンドへ叩き込まれ、初回だけで3発被弾の6失点と炎上した。

 立ち直りのキッカケを掴みたい田中だったが、2回にも先頭のスプリンガーに2打席連続弾を許し、その後は二死を奪いながらもコレアを四球で歩かせると、ベルトランに二塁打を浴びてもう1点。これにはジラルディ監督も耐えきれず、投手交代を告げた。

 田中は結局1回2/3を投げて被安打7、うち4本が本塁打で8失点の大乱調。詰めかけた大観衆からブーイングを浴びながらの降板となってしまった。

 試合はその後、ヤンキースが5回にホリデーの3ランなどで4点を返し、9回にも反撃を見せたが、序盤の大量失点が響いて敗戦。アストロズとのア・リーグ東西首位対決は1勝3敗で負け越しとなった。

 田中は開幕戦以来の黒星を喫し、今季は5勝2敗。防御率は5.80に跳ね上がっている。なお、ダブルヘッダー初戦でスタメン出場した青木宣親の出番はなかった。

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ベースボールキング編集部

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