「率が1割9分1厘(20日試合前時点)しかないんですけど、これから実戦を積めばもっと打てる選手だと思います」。
20日に放送された「ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト - 阪神戦」で解説を務めた谷繁元信氏が、このように評価したのは糸原健斗(阪神)だ。
糸原は打率.204ながら、12日のDeNA戦の第1打席から19日の第1打席にかけて、セ・リーグの新人では史上初となる10打席連続を達成。選球眼が良く10打席連続出塁中、実に7つが四死球での出塁だ。
糸原は同日のヤクルト戦、『7番・遊撃』でスタメン出場。2回無死一塁で迎えた第1打席、2ボール2ストライクから7球目のフォークを見逃し、ボールを選んだ場面に谷繁氏は「いいところに落ちているフォークですよ。今のもしっかり見逃しますからね」と絶賛。
ただ、糸原は3ボール2ストライクからストレートを見逃し三振に倒れた。谷繁氏は「なぜストレートを見逃したかというと、その前のフォークボールにものすごい意識があったんですよ」と分析する。
続けて「それをまた来るんじゃないかとバッターは考えるわけです。そこをマークして、3ボール2ストライクからボール球を振ったら、ダメという意識が強くなる。どうしても消極的になる。もっと打ちながら、見逃して欲しかったですね」と注文をつけていた。
それでも、糸原は5回の第2打席にセンター前ヒット、9回の第4打席でライト前ヒットを放ち、プロ初のマルチ安打を記録する活躍をみせた。
(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)
20日に放送された「ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト - 阪神戦」で解説を務めた谷繁元信氏が、このように評価したのは糸原健斗(阪神)だ。
糸原は打率.204ながら、12日のDeNA戦の第1打席から19日の第1打席にかけて、セ・リーグの新人では史上初となる10打席連続を達成。選球眼が良く10打席連続出塁中、実に7つが四死球での出塁だ。
糸原は同日のヤクルト戦、『7番・遊撃』でスタメン出場。2回無死一塁で迎えた第1打席、2ボール2ストライクから7球目のフォークを見逃し、ボールを選んだ場面に谷繁氏は「いいところに落ちているフォークですよ。今のもしっかり見逃しますからね」と絶賛。
ただ、糸原は3ボール2ストライクからストレートを見逃し三振に倒れた。谷繁氏は「なぜストレートを見逃したかというと、その前のフォークボールにものすごい意識があったんですよ」と分析する。
続けて「それをまた来るんじゃないかとバッターは考えるわけです。そこをマークして、3ボール2ストライクからボール球を振ったら、ダメという意識が強くなる。どうしても消極的になる。もっと打ちながら、見逃して欲しかったですね」と注文をつけていた。
それでも、糸原は5回の第2打席にセンター前ヒット、9回の第4打席でライト前ヒットを放ち、プロ初のマルチ安打を記録する活躍をみせた。
(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)