プロ22年・2145試合目で打ち立てた金字塔
中日の荒木雅博は3日、本拠地で行われている楽天戦の第2打席でライトへの安打を放ち、史上48人目の通算2000安打を達成した。
前日の試合で通算安打を1999本まで伸ばし、王手をかけた状態で迎えたこの試合。第1打席は見逃し三振に倒れるも、4回裏の第2打席でその瞬間が訪れる。
楽天先発・美馬学が投じた初球の変化球を弾き返すと、打球はライトの前でワンバウンド。荒木らしい右打ちで節目の安打を記録すると、球場中が大歓声に包まれた。
すると、楽天ベンチから星野仙一副会長が登場。かつての恩師からサプライズで花束を手渡され、そのまま熱い抱擁。続けて戦友である森野将彦からも花束を受け取ると、荒木の顔から安堵の笑顔がこぼれた。
プロ22年目・通算2145試合目で打ち立てた金字塔。守備・走塁要員からはじまり、チームを支え続けた功労者が大記録を達成した。
【荒木雅博・年度別安打】
1997年:12本
1998年:0本
1999年:1本
2000年:2本
2001年:92本
2002年:105本
2003年:99本
2004年:176本
2005年:181本
2006年:139本
2007年:120本
2008年:131本
2009年:157本
2010年:170本
2011年:143本
2012年:128本
2013年:75本
2014年:106本
2015年:53本
2016年:71本
2017年:39本