日本ハムは8月16日(水)ロッテ戦から20日(日)西武戦までの札幌ドーム開催の5試合で、北海道内の看護師を対象にした「白衣の天使サマー」を初開催する。
同企画は、看護師がガールフレンドで交際歴が約1年半の入社4年目、28歳の男性球団職員Xがプロデュース。男性球団職員Xは4歳年下の看護師の彼女と交際する中で、業務の重要性、また北海道の健康を支え、また高齢化社会へと進む中で欠かせない存在であると再認識したことから企画を発案したという。
人間の命と向き合う精神的な負荷、深夜勤務など激務の日常から、少しでも野球観戦で癒してあげたいとの思いが、男性球団職員Xを突き動かし、球団内で情熱あふれるアピールをした結果、、1試合100組200人、5試合で計500組1000人を無料招待という大型企画の実現に至った。
また、彼氏ならではの目線で、チョイスした問診の際などに活用できるファイターズオリジナルのクリップボードを考案。来場者へプレゼントする。
さらに、初開催のこの企画に、男性球団職員Xとともに賛同するスペシャルサポーターの参戦も決定。3月に右膝前十字靭帯(じんたい)の大手術を受けて現在、リハビリ中の谷口雄也が対象の5試合に登場する。
手術後から看護師さんの方々の献身的なサポートを受けて今、懸命に早期の復帰を目指していている谷口。術後、約6カ月が経過し定期診断とトレーニング等の目的で札幌に滞在しており是非、その機会を利用して恩返しをしたいとの思いから企画をサポートすることとなった。当日は招待者との写真撮影会で交流し、精一杯の感謝の思いを届ける。
同イベントを企画した球団職員Xは「自分の思いをこのような企画として形にでき、とても幸せです。偶然にも、自分の身近にいる大切な存在である人が看護師さんであり、彼女が抱えている問題を考えたことがこの企画を考案したきっかけでした。北海道にいるすべての看護師さんに、少しでも野球を通じてスポーツ観戦の楽しみや、喜びを感じていただければうれしいです。ぜひ球場に遊びに来てください」とコメント。
谷口も「リハビリ中の自分が、このような企画に携わることができてとても嬉しく思います。右膝の手術での入院中に、初めて看護師さんの業務の大変さを肌で感じました。業務の疲れを悟られることなく、患者さんのサポートに徹している看護師さんを心から尊敬しています。現在、順調にリハビリは進んでいますが、今季はプレーすることが叶わないと思うので、違う形でチームの力になれたらと思います。来場される看護師の皆さんは観戦しながら日々の疲れを癒す、息抜きの時間にしてください」と呼びかけた。
なお、応募期間は6月26日から7月17日までとなっている。