○ カージナルス 14 - 6 マーリンズ ●
<現地時間7月3日 ブッシュ・スタジアム>
マーリンズの田沢純一が3日(日本時間4日)、敵地でのカージナルス戦に救援登板し、1回1/3をパーフェクトに抑えた。代打で出場したイチローは四球。チームは序盤3回までに11点を失い、大敗を喫した。
マーリンズは先発のロックが11失点と崩れ、田沢は3回二死二、三塁のピンチで登板。ここで6番グリチェクを中飛に仕留め、打者一巡の猛攻を終わらせると、続く4回もマウンドに登り、打者3人をいずれも内野ゴロに退けた。
田沢は1回1/3を打者4人、わずか11球で片付けるパーフェクト救援。2回無失点だった1日(同2日)のブリュワーズに続く好投で、防御率を6.33とした。
イチローは6-11の7回に代打で登場。二死一塁の場面で四球を選んだが、続く好機で7番リアルミュートは遊ゴロに倒れた。イチローはその後の守備には就かず、メジャー通算3051安打、打率.204は変わらず。この日も出番は1打席のみだった。
マーリンズは終盤にも失点を重ね、計15被安打で14失点。敵地で大敗を喫し、借金は再び「9」となった。