ニュース 2017.07.17. 11:45

いよいよ後半戦!真価が問われる“FA戦士”たち

無断転載禁止
巨人・山口俊(C)KYODO NEWS IMAGES

“FA戦士”たちの前半戦


 いよいよ後半戦がスタートするプロ野球。3月31日に開幕したペナントレースも、すでに各チームが80試合前後を消化した。

 ここで前半戦を振り返っていく上で注目したいのが、“FA戦士”たちのここまで。大きな期待を背負ってユニフォームを着替えた選手たちは、その想いに応える活躍を見せることができているのだろうか…。


史上初・FA3選手獲得の巨人


 オフに話題を集めたといえば、巨人の積極補強だ。山口俊、森福允彦、陽岱鋼という3名の選手を一気に獲得。FAで一度に3選手を獲得するというのはプロ野球史上初のことであった。

 昨季は広島の快進撃を止めることができず、2位に終わったチーム。今年こそ広島を止めるべく大型補強に乗り出したわけだが、なかなかそうはうまくいかない。

【巨人・FA組の成績】
<投手>
森福允彦 26試(19.2回) 1勝3敗4ホールド 奪三振18 防御率3.20
山口 俊 4試(21.0回) 1勝1敗 奪三振22 防御率6.43

<外野手>
陽 岱鋼 26試 率.286(91-26) 本塁打2 打点8


 この3人のうち、開幕一軍入りを果たしたのは森福のみ。その森福も4月は打ち込まれる場面が目立ち、二軍落ちを経験している。

 山口は6月14日に一軍初昇格を果たすと、その日行われたソフトバンク戦で6回無安打無失点の力投。移籍後初勝利を挙げてお立ち台では涙を流す場面も見られたが、以降の3試合は勝ちなしの1敗。ここ2戦連続で6失点を喫するなど苦しい投球が続いている。

 ここからCS圏内へ進出していくためには、彼らの力は不可欠。特に菅野智之、マイコラス、田口麗斗の強力3本柱に続く先発がいないというチーム事情のなか、山口にかかる期待は大きい。今こそ“FA戦士”としての真価を発揮する時だ。


好調チームに欠かせない2人


 巨人に移籍した3人以外では、糸井嘉男がオリックスから阪神に、岸孝之が西武から楽天へと移籍した。

【巨人以外に移籍したFA組の成績】
<投手>
岸 孝之 13試(90.0回) 7勝3敗 奪三振90 防御率2.10

<外野手>
糸井嘉男 75試 率.268(269-72) 本塁打8 打点42


 岸は期待通りにローテの一角に入り、則本昂大や美馬学とともに強力な3本柱を形成。首位ターンを決めた楽天の快進撃を支えている。

 糸井も序盤ほどの勢いはなくなってきたものの、出塁率は.374と打線の中核で存在感を発揮。体調が万全でないなかでも、新天地で奮闘を見せる。

 ともにチームは好調。逃げ切りを図る楽天と、ここから奪首を目指す阪神において、岸と糸井の役割は大きい。こちらも“FA戦士”としての真価が問われる後半戦となりそうだ。



【PR】読売ジャイアンツを観戦するなら「DAZN Baseball」

阿部慎之助監督のもと、新たなチーム作りを進める巨人。戸郷翔征を軸とした投手陣の整備、主砲・岡本和真のさらなる進化が覇権奪回のカギを握る!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

ポスト シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西

メジャーリーグ

高校・育成