● 中日 2 - 4 阪神 ○
<16回戦 ナゴヤドーム>
阪神が延長戦を制し3連勝。中日は10回に守護神・田島が勝ち越し2ランを浴び、2年ぶりとなる7連敗で借金は「14」に膨れ上がった。
中日先発の小笠原は0-0の6回、1番俊介に先制2ランを浴びたが、この日はストライク先行の投球が光り、4回までパーフェクト投球。勝利投手の権利を持たず6回2失点で降板したが、今後への期待を抱かせた。
7回以降は伊藤、又吉が無失点リリーフ。4番手の田島も9回を3者凡退に抑えたが、2イニング目となった10回は先頭の7番大和に四球を与えたあと、一死から代打・福留に決勝2ランを浴び今季5敗目(1勝25セーブ)を喫した。
打線は阪神先発・メッセンジャーの前に6回まで無得点。それでも7回、先頭の5番藤井、続く福田の連打で無死一、三塁の好機を作ると、7番遠藤が遊撃への適時内野安打を放ち1点差。さらに、二死から1番京田の打球が相手の適時失策を誘い、一気に同点に追いついた。
しかし、その後は得点を奪えず延長10回に田島が被弾。ヤクルト戦で死球を受けたゲレーロはこの試合も欠場し、4番不在の打線はこの日も迫力を欠いた。