○ マーリンズ 7 - 0 ナショナルズ ●
<現地時間8月2日 マーリンズパーク>
マーリンズのイチローが2日(日本時間3日)、本拠地でのナショナルズ戦に代打で出場したが、好機で空振り三振に倒れた。チームは先発・ウォーリーの快投もあり完封勝利。同地区首位のナショナルズに勝ち越し、8月は連勝スタートとなった。
イチローは7-0の7回裏に9番ウォーリーの代打で登場。二死一、二塁の好機で打席に入ったが、ナショナルズの4番手右腕・キンツラーの前に空振り三振に倒れた。イチローはこの日も1打席のみで交代。これで4試合連続無安打となり、打率は.229となった。
マーリンズは初回、2番スタントンの適時二塁打で先制。5回には3番イエリチ、6番ディートリッチがそれぞれ2ランを放ち、5-0とリードを広げた。
投げては今季未勝利だった先発・ウォーリーが7回2安打無失点の快投。ナショナルズ打線から凡打の山を築き、うれしい移籍後初勝利(2敗)を手にした。9回は右翼・スタントンのスーパーキャッチで試合終了。ウォーリー、2番手・デスパイネの見事な完封リレーで、ナショナルズに完勝した。
マーリンズは今夏のトレードで、スタントンら有望な若手外野手の移籍も噂されていたが、結局はイエリチ、オズナら含め主軸は残留。現在チームは51勝55敗でナ・リーグ東地区の2位につけている。
ナ・リーグはドジャースが所属する西地区のレベルが高く、3位のロッキーズですら貯金14をマークしているが、マーリンズも今後の結果次第ではワイルドカードでのプレーオフ進出の可能性はある。8月連勝スタートの勢いを、今後も継続できるか注目だ。