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トレード加入のヤクルト・屋宜が登録から2日で抹消も…活躍までに時間を要した投手たち

わずか2日で登録抹消


 ヤクルトは3日、屋宜照悟の伊軍選手登録を抹消。杉浦稔大との交換トレードで日本ハムからやってきた屋宜は、今月1日に一軍登録されたばかりだった。

 その屋宜は、1日の巨人戦で3失点(1回)、翌2日の巨人戦でも3失点(0/3)と、わずか2試合の登板ながら1回を投げて防御率54.00と、期待された働きを見せることができなかった。


同僚の移籍組では…


 環境を変えたからといってすぐに活躍できるほど、プロの世界は甘くない。しかし過去の例を見てみると、加入1年目は結果を残せなかったが、その後に戦力となりチームに貢献している投手たちもいる。

 チームメートでは、2014年7月にソフトバンクから交換トレードでヤクルトにやってきた山中浩史がその一人と言えるだろう。

 加入初年度は中継ぎとして9試合(10回2/3)に登板したが防御率は6.75と苦戦。しかし、翌年(2015年)は9試合に先発して6勝2敗という成績を残し、チームのリーグ優勝に貢献した。

▼山中浩史:年度別成績
<ソフトバンク>
13年:17試(29回1/3)0勝2敗 防5.52
14年: 1試(3回)0勝0敗 防6.00
<ヤクルト>
14年:9試(10回2/3)0勝0敗 防6.75
15年:9試(50回)6勝2敗 防3.24
16年:22試(140回)6勝12敗 防3.54
17年:9試(57回1/3)1勝4敗 防3.92


2度のトレードを経て


 その他にも新天地に活躍の場を移し、活躍している選手たちはいる。トレードから活躍までに3年を要したのが、阪神の桑原謙太朗だ。

 2010年オフにDeNAからオリックスに交換トレードで加入した桑原は、2014年オフに今度はオリックスから阪神へ。阪神初年度の2015年は6試合の登板に終わり、2016年は一軍での登板自体がなかった。

 しかし移籍3年目となる今季は、オープン戦で防御率1.17と好投し、開幕一軍入り。すると自慢のスライダーを武器にリリーフで好投し、今季は42試合で24ホールド、防御率0.85と、阪神リリーフ陣の一角として活躍している。

▼桑原謙太朗:年度別成績
<横浜>
08年:30試(76回)  3勝6敗 防4.74
09年:11試(30回2/3)0勝0敗 防1.76
10年:18試(25回)  1勝2敗 防6.12
<オリックス>
11年:10試(18回)  0勝0敗 防3.50
12年: 2試(2回)  0勝0敗 防0.00
13年: 6試(8回2/3) 0勝0敗 防6.23
14年: 4試(5回1/3) 0勝0敗 防1.69
<阪神>
15年: 6試(76回)  0勝0敗 防4.74
16年:登板機会なし
17年:42試(30回2/3)3勝1敗 防1.76

 ドラフト1位で獲得した杉浦との交換トレードからもわかるように、即戦力としての活躍が期待された屋宜。調整期間を経て新天地で結果を残すことはできるのか!? 今後の活躍に期待がかかる。
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