ニュース 2017.08.03. 16:30

トレード加入のヤクルト・屋宜が登録から2日で抹消も…活躍までに時間を要した投手たち

わずか2日で登録抹消


 ヤクルトは3日、屋宜照悟の伊軍選手登録を抹消。杉浦稔大との交換トレードで日本ハムからやってきた屋宜は、今月1日に一軍登録されたばかりだった。

 その屋宜は、1日の巨人戦で3失点(1回)、翌2日の巨人戦でも3失点(0/3)と、わずか2試合の登板ながら1回を投げて防御率54.00と、期待された働きを見せることができなかった。


同僚の移籍組では…


 環境を変えたからといってすぐに活躍できるほど、プロの世界は甘くない。しかし過去の例を見てみると、加入1年目は結果を残せなかったが、その後に戦力となりチームに貢献している投手たちもいる。

 チームメートでは、2014年7月にソフトバンクから交換トレードでヤクルトにやってきた山中浩史がその一人と言えるだろう。

 加入初年度は中継ぎとして9試合(10回2/3)に登板したが防御率は6.75と苦戦。しかし、翌年(2015年)は9試合に先発して6勝2敗という成績を残し、チームのリーグ優勝に貢献した。

▼山中浩史:年度別成績
<ソフトバンク>
13年:17試(29回1/3)0勝2敗 防5.52
14年: 1試(3回)0勝0敗 防6.00
<ヤクルト>
14年:9試(10回2/3)0勝0敗 防6.75
15年:9試(50回)6勝2敗 防3.24
16年:22試(140回)6勝12敗 防3.54
17年:9試(57回1/3)1勝4敗 防3.92


2度のトレードを経て


 その他にも新天地に活躍の場を移し、活躍している選手たちはいる。トレードから活躍までに3年を要したのが、阪神の桑原謙太朗だ。

 2010年オフにDeNAからオリックスに交換トレードで加入した桑原は、2014年オフに今度はオリックスから阪神へ。阪神初年度の2015年は6試合の登板に終わり、2016年は一軍での登板自体がなかった。

 しかし移籍3年目となる今季は、オープン戦で防御率1.17と好投し、開幕一軍入り。すると自慢のスライダーを武器にリリーフで好投し、今季は42試合で24ホールド、防御率0.85と、阪神リリーフ陣の一角として活躍している。

▼桑原謙太朗:年度別成績
<横浜>
08年:30試(76回)  3勝6敗 防4.74
09年:11試(30回2/3)0勝0敗 防1.76
10年:18試(25回)  1勝2敗 防6.12
<オリックス>
11年:10試(18回)  0勝0敗 防3.50
12年: 2試(2回)  0勝0敗 防0.00
13年: 6試(8回2/3) 0勝0敗 防6.23
14年: 4試(5回1/3) 0勝0敗 防1.69
<阪神>
15年: 6試(76回)  0勝0敗 防4.74
16年:登板機会なし
17年:42試(30回2/3)3勝1敗 防1.76

 ドラフト1位で獲得した杉浦との交換トレードからもわかるように、即戦力としての活躍が期待された屋宜。調整期間を経て新天地で結果を残すことはできるのか!? 今後の活躍に期待がかかる。

【PR】東京ヤクルトスワローズを観戦するなら「DAZN Baseball」

Bクラスからの王座奪還を目指すヤクルトは村上宗隆と山田哲人の復活がカギを握る。2年目の吉村貢司郎を筆頭に若手投手の成長にも注目!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

ポスト シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西

メジャーリーグ

高校・育成