ヤクルト・山田哲人

 2年連続トリプルスリーを達成したヤクルトの山田哲人だが、開幕から打撃不振が続き今季はここまで打率.227、16本塁打、51打点と本来の力を発揮できていない。

 プロ野球解説者の里崎智也氏は、山田の打率が上がらない原因について、昨季の柳田悠岐(ソフトバンク)を例に挙げ、「柳田が昨年上手くいかなかったのは、李大浩が退団して後ろに打つバッターが少し非力になった。また、(柳田自身)四球が増えて、打率が上がらなくなった」(8月1日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦』)と説明する。

 トリプルスリーを達成した2015年から昨季は打撃成績を落とした柳田だったが、今季は打率、本塁打、打点ともにリーグ上位に入るなど復調。里崎氏は「今年はデスパイネが入団したおかげで、分散されている」と分析。

 柳田の例を踏まえて、「山田哲人にも、同じ状況がいえると思うんですよね。次のバッターに厚みがないと、最悪歩かせてもというところがでてくる。四球が増えてくると、バッターも打ちたいから我慢できずボール球に手を出して、打率が上がっていない可能性がありますよね」と指摘した。

 苦しむ山田だが、里崎氏はこうした状況を打破する方法のひとつに「盗塁をバンバンすることなんですよ、しかし成功しないと意味はないですが…」と話す。

 四球で出塁した後に、盗塁をすることで、結果的に二塁打の形になり、相手に恐怖を与えることができるという。

 山田が不振を脱出するために、“前後の打者”、“山田の盗塁”が復調するためのカギとなりそうだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

この記事を書いたのは

岩下雄太

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