東浜が月間MVPを受賞
ソフトバンクの東浜巨が、7月度の月間MVPに選出された。
プロ5年目で初受賞となった東浜は「自分自身が選ばれると思っていなかったので、まさかという感じで少し驚いています」と話した。
また、7月は3試合に登板し月間最多タイの3勝、防御率は1.33を記録した東浜は「僕自身に勝ちが付いたというのは、僕だけの力ではないです。拓也もそうですし、点を取ってくれて守ってくれた野手のおかげだと思います」と7月の投球を謙虚に振り返った。
東浜の月間MVPコメント
―― 初の月間MVP受賞おめでとうございます。
東浜「自分自身、選ばれると思っていなかったので、まさかという感じで少し驚いています」
―― 課題に挙げていた夏場を克服しての月間MVPとなりました。
東浜「勝ちが付いたというのは、僕だけの力ではないです。リードしてくれた拓也もそうですし、点を取ってくれて守ってくれた野手の皆さんのおかげだと思います。試合内容をみると満足いく内容というのは、まだまだかもしれないです。ただ勝ちが付いたところは嬉しく思います」
―― 具体的に昨年との違いは?
東浜「トレーニングは去年もやっていましたし、今年も同様にやってきてはいるんですけど、いい意味で少し余裕を持って登板からの1週間を過ごせています。それが結果に出ているのではないかと思います」
―― 他の先発投手から刺激を受けることはあるのでしょうか?
東浜「僕より年下に良いピッチャーが多いですし、負けてはいられないという思いを持ちながら登板しています。前半戦は特に先発ローテーションピッチャーが抜けてしまった時期もあったので、それは余計に僕がやらなきゃなという思いがあった。それがあってこその今の結果に繋がっているのではないかなと思います」
―― リーグトップタイの11勝を挙げています。首脳陣、チームメイトからの信頼などを感じていますか?
東浜「正直まだシーズンが続きますし、それを1年間続けないといけない。信頼という部分においては、まだまだなのかなという思いがあります。これから大事な時期になってくると思うので、そこでしっかりと自分の仕事ができればと思います」
―― チームの目標は優勝だと思いますが、個人の目標は?
東浜「個人の目標としてもチームの優勝が一番だと思います。個人の成績というのを見ずに、与えられたところでしっかり仕事をすることが、今年1年そう思ってやってきています。それは最後まで変わる事がないと思います」
―― ファンに向けて残り試合の意気込みを。
東浜「ここからが本当に大事な試合になってくると思います。1試合1試合しっかり全力で投げられるように、チームで勝っていけるように頑張っていきたいと思います」
(取材・ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)